DIABRO-半獣の青年-
むー
第1話 浸食
竹藪で筍狩りを楽しむ親子がいた。
「こっちに来てみろ!たくさん生えてるぞ!」
筍が密集して生えている場所を見つけ、黒髪パッツンヘアの娘を呼ぶ父親。「筍狩り観光マップ」を見ていた母親は行こうとする娘の腕を掴んで止めた。
「なによお母さん」「行っちゃダメよ」
母親はマップを見せる。筍が密集していたエリアは立ち入り禁止区域と書かれていた。
「あなた、そこは禁止区域よ!戻って来て!」
「大丈夫だよ!そっちと変わらないから!おいで、うらら」
父親っ子だった娘のうららは、母の腕を振り払い、父の元へ走る。
「ちょっとうらら!!もう…」
仕方なく夫の元へ行く。
少し離れた竹藪の隙間から、その家族を覗く毛むくじゃらの生物がいた。真っ赤に光る両目を光らせ、ヨダレを垂らす。
筍狩りに夢中になるうららと父親。母親は禁止区域に居ることが怖かった。
「も、もういいでしょ?帰りましょ」
「まだ沢山生えてるし、うららも楽しそうじゃないか!何も起きやしないよ」
その時、ガサガサと音を立てて竹藪が不自然な動きをする。
陽気に振舞っていた父親も流石に警戒する。
「な、何だ今の…」
「ほら!きっと何かいるのよ!早く行きましょう」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
うららの甲高い悲鳴が聞こえる!
振り向くと、2m程の二足歩行の獣がうららを肩に担いでいた。獣魔だ。
近くに落ちていた太い枝を手に取り、殴り掛かる父親。しかし、枝は見事に真っ二つに割れ、首から上を呆気なく食いちぎられてしまう。
母親は悲鳴を上げながら意識を失ってしまった。
そして、気を失った母子を肩に担ぎ、暗闇へ消える獣魔。
気を失ってしばらくした時だった。頬に雫が垂れて眼が覚めるうらら。
すぐ横に薄汚れた白いタンクトップを来た紺色髪の少年が片膝を立てて座っていた。瞳は獣魔のような紅い色で短いツノがこめかみに生えていた。
「眼が覚めたか?名前は?」
「鴨江…うらら…」
「俺は…そうだな…名無ななしとでも呼んでくれ。あの化け物が連れて来た女は母親か?」
うららは、数十分前に起きた悪夢を思い出し吐いてしまう。
「お…おい…。悪かったよ。どうやらそのようだな…。あの扉の部屋に連れて行かれたら…もう」
名無と名乗る少年は、うららの母親が獣魔に連れて行かれる光景を見ていた。
「俺は生まれた時からここにいる…。同じ光景を嫌ってほど見てきたんだ。何か出来ることがないか考えたけど、これじゃあ…」
名無は、手首に繋がれた鎖を見せる。何度も抵抗したのだろう。鎖で擦れた部分の皮膚はボロボロになり、血が滲んでいた。
うららは、泣きながらこれから何が起こるのか聞いて見た。
「お母さんは…どうなっちゃうの…?」
「獣魔の子を宿され…食われる。だけど、もし君が協力してくれたら、助けられるかもしれない」「ほ…本当に!?」
「さっき、扉に入ったばかりだから間に合うかもな。そこに斧があるだろ?鎖を切れるか?」
「う…ん」「音は立てるなよ」
近くにあった斧を手に取り、思い切り鎖に振り下ろす。鎖は千切れたものの、刃と床が衝突する音が響き渡る。
「ありがとう。これで自由になった。今の音で獣魔が出て来るはずだ。付いて来い」
名無はうららを連れて、母親を連れ込んだ部屋の入り口横に立った。木のドアが開き、出て来る獣魔。開かれたドアの後ろに隠れる名無たち。
獣魔は、名無とうららを探すため、一歩前に出る。その瞬間を狙い、斧を振り下ろす。
刃は獣魔の腰部にめり込み、大量の血が吹き出し、斧が刺さったまま倒れこむ。
「ギャォオオオオ!!!」
「作戦成功!母親を助けるぞ!!」「うん!!」
2人は、拘束されていた母親を救出して、古屋の外に走る。
初めて外に出た名無は少し感動する。
「これが…外の世界…。とにかく、ここから出来るだけ離れるぞ!奴らは鼻が効く」
「さっきの攻撃で死んでないの?」
「多分な。身長的に腰しか狙えなかった…。さぁ、行くぞ!」
母親を真ん中に、両肩を支える名無とうららは暗い山道を進み続ける。
崖の近くに大きな洞穴があった。怪我はしていないものの、休息必要だと判断した名無は洞穴に連れて行く。
「ここに隠れていれば、取り敢えずは大丈夫だろう…。ゆっくり休め」
「名無さん…ありがとう」
うららは涙を浮かべながら礼を言う。母親も言葉を発したいが、ショックで話せなくなっていた。
「付いててやれ」「うん」
名無は、親子だけの空間にしてあげようと空気を呼んで洞穴を出た。食料を探しに、少し歩いてみると、月明かりに照らされたピンク色の木の実が見えた。毒味をして、安全か確認する。
洞穴ではうららが母親を抱きかかえていた。
「ごめんなさい…。私のせいでお父さんを…」
落ち込むうららの肩に手を当てて首を横に降る母親。
「お母さん…」
ガサガサ!その時、草のなびく音が聞こえる。
獣魔の気配を感じたうららは、母親を宥めて洞窟から外を覗く。夜虫の鳴く声だけが暗闇に響いていた。次の瞬間、洞窟の入り口部分を毛むくじゃらの骨ばった手が掴む。
眼を凝らして見ていた方向から急に出て来たため、思わず声を上げてしまううらら。
「ひっ!」
真っ赤な瞳に耳まで裂けた口の獣魔がギョッと顔を覗かせる。洞窟の中に入ろうとした時、背中に石のような物体が当たる。振り向くと、名無しが漂流した太い木の棒を構えて睨みつけていた。
「逃げろうらら!!!お前の相手は俺だぁぁぁ!!!!」
両手で木の棒を構えて、獣魔に飛びつく。しかし、獣魔は地面の土を爪で引っ掻いて名無しの顔に浴びせる。砂が目に入り視界を奪われてしまった!
「くっそ…」
気付いた時には間合いを詰められ、獣魔の強靭なパンチをもろに受けて岩肌に叩きつけられる。
あまりにも強烈な衝撃で意識が朦朧として倒れ込んでしまう名無し。
爪を立てて止めを刺そうとした時、ふくらはぎに激痛が走る。
「グギャァアアアア!!」
うららが木の破片を思い切り刺したのだ。
アドレナリンが出ていたのだろう、返り血を浴びても動じず一点だけを見つめていた。
振り回した腕に気付かず、うららも殴り飛ばされて気を失う。
「ぐっ!くそ!!動け俺の身体!!」
名無しの瞳が紅く染まり始めた。歯型も鮫のように鋭利に変形する!
獣魔は名無しの方を向き、再び爪を立てた手を振り下ろす。
「オマエダケハ、コロス!!!」
ここまでかと死を覚悟して眼をつぶる名無し。
しかし、痛みも切られた感覚も感じない。
ゆっくりと眼を開けると目の前にうららの母親が立っていた。おびただしい量の血が辺り一面に吹き飛ぶ。痛みを堪えながら軽く振り向いて言った。
「うららを…頼みます…」
母親の意思を受け取った名無しに獣魔の力が宿り、身体が自然と動いた。向かった先はうららで、抱きかかえるように濁流の川へ飛び込んだ。
一瞬の出来事で何が起きたのか分からず呆然と立ち尽くす獣魔は、怒りの矛先をうららの母親に向け、無残に食いちぎった。
長い悪夢のような夜が明け、渓谷に朝日が差し込む。ほぼ同じ位置に漂流していた名無とうらら。先に目を覚ましたのはうららだった。
名無を揺さぶると眩しそうに目を覚ます。
「名無さん!良かった目が覚めて…」
「そうか…夜が明けたのか…」
「ねぇ…。お母さんが見当たらないの…」
昨晩、母親の最期を見届けていた名無は心が締め付けられる。
「うらら…。お前の母さんは亡くなったよ…。俺たちを庇って、獣魔に食われた…」
「そ…そんな…嫌だよ…。…。ごめんなさい…一人にして」
うららの両目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
「あぁ…」
名無は、食料を調達しに森へ入った。
少し進むと、開けた場所に出る。自分の力不足で助けられなかったうららの母親の事を考えると悔しくてならなかった。
{あの時、獣魔の気配を感じ取って間に合ったのに…。負けた…。こんなに悔しい事があるかよ…}
数十分後…
木の実とウサギネズミの死骸を持って、うららの元に帰ってきた名無。
うららは既に泣き止んでおり、川の流れをぼーっと見つめていた。
「落ち着いたか?」「…うん…」
うららの腹部から、ぐぅと音がなる。昨晩から何も食べていないのだろう。
「ちょっと待ってな」
石と石の間に小枝を入れ、摩擦で火を付けた即席コンロでウサギネズミを丸焼きにした名無。刃物は持ち合わせていなかったため、素手でちぎってうららに渡した。見た目はグロテスクでとても口に運べそうにない。
「食え」「え…。これ…食べれるの?」「あぁ…悪くない」
恐る恐る口に入れるうらら。思いのほか美味しかったのか、思わず笑みがこぼれる。
「名無さん…。これからどうするの?」
「そうだな…。生き延びた命だ。俺やお前と同じような境遇の人を助けてやりたい。できる限りな…」
「そっか…。強いね。私、あの怪物を目の前にしたら動けなくなりそう…」
「お前の母さんから、うららを頼みますって言われた。これから先どうするかは自分で決めてくれ。近くに大きな街があったから、そこへ行けばどうにかなるはずだ」
「…名無さん…本当にありがとう」
「気にするなよ。さて、メシも食ったし俺は行く」
「私もついて行っていい?」「足手まといになるなよ?」「うん」
2人は取り得ず、河原を進むことにした。
しばらく歩いていると、日が暮れてくる。
オレンジ色の光が木々の隙間から差し込む。名無と歩くうららは、シンプルな疑問を抱いていた。
「名無さんって…どうやって言葉を覚えたの?」
「奴ら(獣魔)が連れてくる子供たちが持っていた、大きな本とか…かな」
「教科書…?」「そういう名前なのか」
「うん名無さんの年齢は分からないけど、私たちみたいな世代はみんな使ってるんだ。それで言葉を覚えたんだね…」
「あぁ!あとあの分厚い武器みたいな本も読んだぞ!」
「辞書…かな…」「ジショ?なんだか武器みたいな名前だな!」
{辞書にこんなに食いつく人…初めて見た…}
うららは名無に困惑するが、少しだけ面白いとも思っていた。
ガサガサと草木を掻き分けるような音が耳に入る。
母親を失ったあの夜を思い出し、一気に青ざめるうらら。
「おい、どうした」「あっちの方で何かが動いた…!」
うららは音が聞こえた草原の方向を指差す。名無が自分の身長と同じくらいまで伸びた草原に近付くと、四足歩行型獣魔が飛び掛かってきた。名無に噛み付こうと、大口を開ける!
護身用として背中に装備していた固めの木の枝を素早く抜き、噛ませることで攻撃を阻止した。しかし、四足歩行獣魔の顎の力は強靭で、木を噛み砕いた!!バキィッ!!
「何!!」
猛スピードで鋭い爪を持った前足が飛んでくる。その瞬間、名無に秘められた獣魔の力が一瞬だけ発揮された。人間とは思えない反射神経で、前足を避けて頭上に飛び上がり、砕かれた枝の尖った部分を思いきり獣魔の眉間に突き刺す。大量の血を吹き出したまま、仰向けに倒れ込む獣魔。
名無は木の枝を抜き、しゃがみ込んでしまったうららの元へ戻った。
「大丈夫。片付いた」「す…すごいね。あんなに高くジャンプできるんだ」
「あぁ…まあな…!!!!」
その時、一本の弓矢が名無の肩に突き刺さった!
「く…なんだこれ…力が入らな…」「名無さん!」
名無はその場で倒れ込んでしまった。
3m程離れた所に、坊主頭に白い髭を胸辺りまで生やした老人が、弓矢を構えて立っていた。
うららは何が起きたのか分からずただただ怯える。
「あぁ…あぁ…」
老人は弓を降ろし、ゆっくりと近付いてきた。
{人間…か?}
老人は、怯えるうららと名無の顔を覗き込む。
{間違いなく獣魔の殺気を感じたが…}
「心配するな嬢ちゃん。矢先に睡眠薬を塗っただけだ。悪い事をした」
老人は名無を担ぎながらうららに言う。
「夕方は獣魔が狩に出る時間だ。ここら辺は危ない。付いて来なさい」
取り残されたくないうららは、警戒心を抱きつつ老人に着いて行く。
歩く事20分。木と鉄板を継ぎ接ぎして造られた二階建ての古屋に到着する。
辺りはすっかり暗くなり再び闇が包む。鉄製のスライド式の扉を開け、玄関を上がり居間へ向かった。うららは玄関に置いてあった黒い刃の刀やロッド状の武器をぼーっと眺めていた。
名無を居間に寝転がせて玄関で立ち止まっていたうららに声を掛ける。
「嬢ちゃんまだそこにいたのか。早く戸を閉めて中に入りなさい」
「は、はい」
オレンジ色の薄暗い電球に照らされ、名無に刺さった矢を抜く老人。
痛みで目が覚める。
「くっ!!」
「これで大丈夫だろう。すまないことをした」「貴様ぁ!!」
訳も分からず射抜かれた事に腹を立て、老人の胸倉を掴む名無をうららは必死に止めた。
「名無さん!落着いて!!」「うらら…無事だったか」
「無事も何も、このお爺さんは宿を貸してくれたんだよ」
「…何で俺を狙ったんだ?」「お前さんから獣魔の気配を感じたんだよ」
「…そうか…」
名無はゆっくりと手を離した。
「心当たりがありそうだな。恐らくお前さんは、無意識に獣魔を引き寄せているんだ。人間のわしが感じるくらいだ。気を付けたほうがいい」
「世話になったな…行くぞうらら」
「まぁ待て。この時間は獣魔の狩りの時間だ。行くなら明日の朝にしたほうがいいぞ。罪滅ぼしに一泊して行っていい」
2人は老人の家に一泊することにした。
夜が更け、老人の用意した鍋料理も食べ終わった頃だった。
うららは疲れていたのか、ぐっすりと眠っていた。
名無が老人に話しかける。
「玄関にあった武器は何だ?」「獣魔に殺された息子の遺品だ」
「詳しく聞いてもいいか?」
「あれは、15年前のことだった…。息子と山奥へ狩りに行った。その日はいつもより日没が早くてな。案の定、獣魔に出くわしてしまった。息子を守る為、命がけで向かったが、歯が立たなかった。若い肉体を好む獣魔は息子を目の前で食いやがったんだ…。両足を折られたわしは、何もできずただただ食われていく様を見ていた…。気が付けば、辺り一面血の海で、刀だげが落ちていたんだ…」
「そうだったのか…その…すまない」
「いや、気にするな…。次はお前さんたちの番だ」
「俺は獣魔に育てられた。どっかで誘拐してきた女に子を産ませたみたいだ。
そこで気持ちよさそうに寝てる女は、俺を育てた獣魔が連れて来た女の子供…。俺を解放してくれたんだその女は…」
「母親は?」
「その獣魔に食われたよ。最後にうららを頼むって言ってな。あんたと同じで、目の前で食われるところを見た。悔しかったよ。その日から、あんな運命を遂げる人間が減るように、可能な限り獣魔を全滅させると決めた」
「獣魔に育てられた割には、道徳心があるんだな。要するにお前さんは半分獣魔ということか?」
「あぁ…俺を殺すかい?」
鋭い眼光で睨み合う2人。
「ふん。辞めておくよ。お前さんが死んだら嬢ちゃんが可哀想だ」
「まぁ、成り行きで一緒にいるだけだ。あんた狩りをしていると言っていたな?それは獣魔の狩りか?」
「そうだが」
「その…俺に狩りを教えてくれないか…?」
「…気に入った!良かろう。言っておくが獣魔の力はそこらの獣とは桁違いだ。厳しい修行になるぞ」
「とにかく…戦う術を…学びたいんだ!」
名無の瞳は真っ直ぐに老人の目を見つめていた。
{この少年…相当の覚悟を決めているな…。面白いじゃあないか}
一夜が明け、真っ白な光が差し、目を覚ますうらら。
家の中はもぬけの殻で、外から木を叩く音が聞こえる。眠い目を擦りながら、玄関を開けてみると、木の棒を握り大木を叩く名無が見えた。
{あんな大きな木があったんだ…。名無さん…何してるのかな…}
横で見ていた老人がうららに話しかける。
「目が覚めたかい嬢ちゃん」「ひ!は…はい。あの、何してるんです?」
「修行ってやつだ。狩りを学びたいんだとさ」「狩り…」
「今時珍しいよ。獣魔を狩りたいなんて考えている奴は」
太木との格闘を終え、汗だくの名無が歩いてくる。
「はぁっ…はぁ…あんなに太い木…どうやって…倒せば…。こんな木の棒で」
「それで倒せなかったら、刀を握ったところで獣魔には勝てないぞ」
「さっきも教えたが、大きな相手には連打が効果的だ。もっと別の方向を含めた攻撃をしてみろ」
「はぁ…あいよ…。おはよううらら。すまないが、少しだけここにいることにしたよ…」
「うん。狩りを…学ぶんでしょ?」
「あぁ。どうやらこの爺さん、只者じゃないらしいぜ」
「誰が爺だ。さっさと行け!」
2人の掛け合いに少しだけ微笑むうらら。
数日間、特訓に励む名無の姿を見て、うららも動きたくなったのか、一緒に修行をするようになった。
さらに月日が経つこと2年…
名無とうららは成長し、武術の基本を身に着けた。しかし、両者とも未だにしっかりとした武器を持たせてもらえていなかった。
2人を大木の前に案内する老人。
「お前たちがここに来て早いもので2年経った。大木をこの木棒で今日中に倒せば武器をやる。そして修行は終わりだ」
「2年か…。修行の成果を見せる時だな…。うらら、倒せなかったら置いていくぞ」
「そっちもね。私より前から修行してて、倒せなかったらカッコ悪いよ?」
「な…!言うようになったじゃないか」「ま、お互い頑張ろうよ」「あぁ!」
修行の成果を発揮するため、大木の前で構える2人だった…
続く
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