当たり前の世界
鷹の助
第1話
「バックアップ頼む!」
「オーケー!右からオーク3、平均レベル42接近!」
「俺に任せろ!うおおおおお!」
弾ける音と共に経験値、ゴールド、アイテムが湧いてくる。
「作戦通りだな!」
「うん!ソウシのヘイトも良かったしKLのタイミングも何もかもがバッチリだったよ!」
「そんなことねぇよ、スミレの指示が無ければ気づかなかった。」
こんな会話をしながらダンジョンを進んでいるのは
壁役のソウシ、職業はウォリアー。
攻撃役のKL、職業はアーチャー。
後方支援役のスミレ、職業はマジシャン。
これは数々の高難易度ダンジョン、レイドなどを極少人数でクリアしていった冒険者達の話である。
~始まりの町 ウエストタウン~
「おいおい、あの人達って、、、」
「そうだよな!?極少人数でどんなダンジョンもこなす、〝ボールドエクスプローラーズアッセンブリー《大胆な探検家の集い》〟じゃねぇか!!!」
「それってギルドだったっけ?」
「ちげぇよ、あれはフレンドの集まりだよ」
町の人達は大興奮しながら3人のことを噂していた。
「さて、準備も整ったしそろそろ行きますか。」
「そーだねー、レッツゴー!」
鎧を磨いていたソウシと食料の調達をしていたスミレはもう心の高鳴りを止められなくなっていた。
「じゃあ、行こうか。」
まったく…とため息をつきながらKLものった。
こうして冒険は始まった。
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