Letter

誰にも祝福されない

突き進むだけの愚かな恋

それでもどこかで貴方が笑ってくれるなら

全てが満たされそうな気がしていた


何もかもは幻想

信じられるものなんて

本当は何も無かったかもしれないのに


想いには鍵を掛けるよ

きっと似た者同士だったあたしたちは

寄り添うことなんて出来ないと

気付いてしまったのだから



失い難い愛をいつも探してる

分からないと言いながらいつも

ココロの何処かで求めてもがいてる

貴方の傍にいたかったけど

あたしじゃ埋められないんだ


足りない愛の形までもが

一緒なのだと今は分かる

どんなに何かを捧げても

そのココロを満たすことは出来ない


あたしも知らないものを

貴方と見つけてみたかったけど

背伸びしても埋められない距離が

埋めてはいけない距離があることを

知ってしまったから


貴方の姿が見えない場所に立って

いつもいつまでも願ってる

あたしが貴方を思い出に出来るまで

貴方にとって

世界一尊い愛が

貴方を包み込むことを

たった一つの“本物”を

いつか貴方が手にすることを

いつもいつまでも

思い願い続ける


お互い愛を見つけられた時

また会えたらと

隔てる空の数だけ

目を閉じて

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