郷愁

何の未練も無い

そう言い切れたらよかったのに

体中がまだ

君の面影を探してる

口に出して言えないことも

こうして綴ることは出来るから

一つずつ意地っ張りな

秘密を紐解くように


告白をするよ。


欲しかったものはただ

君と手を繋いで歩く毎日

こうしていつか離れることが決まっていても

一緒に過ごせるだけで幸せだったのに

決まりきった未来が

最後の一歩を躊躇わせたなんて


こうして後悔しか残らないのなら

ぶつかっていけばよかったよ。

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