まさかの龍です

🥭マンゴー‼︎

第1話

〜1章〜龍でした

「痛っ!」

「⁉︎何⁉︎真っ暗⁈」

「いや!閉じ込められてる⁉︎」

「何これ⁉︎」

{パキッ}

早くここから出たいと思った。

出るために全身に力を込めてもがいてみた。

「出れた」

あたりを見渡した。

「⁉︎ここどこ⁉︎」

[ガサ…バキッ…]

「何の音?」

恐る恐る振り向いてみた。

「りゅ、龍?」

「龍⁉︎」

(あちこちに龍がいるんだけど…何で?)

思わず後ずさる

[ゴトッ]

「私が閉じ込められてたやつかなぁ」

「あれ…これ他の龍達が出てきたやつそっくりなんだけど…」

「いやいやまさかまさか…」

[ギャー…ガル…ガブッ]

「?何の音?」

振り返ってみた。

「えー⁉︎共食い⁉︎生まれたばかりでは⁉︎」

「私の兄弟達?やばくね⁉︎」

(というかなんかみんないろんな色してない?)

(赤、青、黄、緑、黒、灰…)

(もしかして私もあの龍みたいな姿なの?)

気になったので自分の体を見てみた。

(そういえば自分の体全然見てなかったなぁ…)

「えー⁉︎…私の体まじで龍じゃん!」

「まぁ、あの卵みたいなやつ見て薄々気付いてたけどさ!」

「しかも白!手だけ黒い…手袋をしているみたいだ」

「あー…黒が良かったー。」

「…」

「えっ⁉︎…黒くなった⁉︎…」

「…意識しないと白くなるってことはベースが白なんだ…」

(なるほど…自分の思った色になれるんだなぁ…)

(あれ⁉︎…私今…声を…あげてしまったよな…)

(とういうか私声出せたんだ…)

(ってそういう場合じゃないよー!)

逃げないと死ぬと分かった。

(ガシッ…ガキッ…バキボキ)

見上げたらいた。

「え…ちょっでかい龍?」

「もしかして母さん?父さん?」

(もういいや母さんってことにしよう)

[ギャーズ、ギャー、グアッ]

思わず岩陰に逃げ込んだ。

「母さんって子供を食うか?普通!…」

おつまみを食べるようにヒョイヒョイっと食べていた。

「ないないないない…まぁ共食いしていたからあり得なくはないな」

その光景はまさに地獄のようだった。

親は子を食べ、子は兄弟を食べていた。

逃げて生き延びなければと強く思った。

(死ぬのは嫌だ)

(なるべく早くここから離れよう)

(うん…とりあえず…逃げよっ‼︎)

とにかく逃げた。



私の日記 1

こんにちは!

龍です!

現在龍の家族になりました!

目指す夢はとここから出てみることです。

出てみたい理由はこの洞窟内では太陽が見れないからです。

龍になってからは初めてですが久しぶりに太陽を見たいです。




〜あとがき〜

読んでくださりありがとうございました。

これから、続きを書いていきます。

その話しも読んでくださると嬉しいです。

できれば、メッセージをください…

メッセージをアドバイスとしてとらえより良い作品にできるように頑張ります。


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