悪くないよね

夏目シロ

垂れ流し

 コロナの外出自粛令が我が街で解除された。嬉しくなって、思い切りとはいかないまでも、外出して羽根を伸ばしている。職業柄、あんまり外出しないほうがいいのはわかっているのでほどほどで行こうとは思っている。しかし、窮屈なこの生活はいつになったら終わるのか....


 外出を推奨しなくなった世の中の中で、私はしばらくぶりに小説を書いた。国家資格の勉強中の身の上でそんなことを始めてしまい、思った以上に肌にあってしまったのでびっくりしている。書く前の私は、勉強に身が入らないことに自己嫌悪し、夢では大学の単位が取れないことに苦しみ(実際はきちんと取って卒業できた。)、どこか精神的にも追い詰められていた。書こうとしたのは息抜きのつもりだ。小説家に憧れを抱いた時期もあったが、とてもじゃないが仕事にできるほど、書くことができるわけではない。これもほどほどに楽しもうと思っている。そして、書いてみたら意外と楽しくて、とても良いと思ったのだ。そして、資格試験なんていつでもできると思ったら一気に気が楽になった。


 私は、そんなに書きたいと思っていたのだなと実感できた。今も何か書いてみたくなって書き散らしている。


 小説を気軽に投稿できる場所があるのはいいいことだなあ.....語彙が貧弱過ぎるが、いろいろな感情を浄化してもらえるような気がしている。


 コロナ渦の中で見つけた楽しみを味わっていけたらいいと思っている。

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