第4話 男女無

装備も整ったところだし、ダンジョンに向かうことにした。


一つ100ゴールドの松明を買い、街の近くのダンジョンに入る。


あくまで、今回の探索は財宝目当てだ。

もっと金を貯めてもっと強い武器を買わなければならない。


「きゃー」


ブサイクが何やら叫び声を上げた。


松明の火で服が燃えてしまったらしい。


「嫌だわ。。。大胆ね。。。。」


お前のその減らず口に松明をねじ込んでやろうか?



そこですかさずモンスター登場!


ゴブリン2匹だ!


動きが素早く、翻弄される!

ダメージも少しずつ溜まってきた!


ブサイクは言う。


「おお、マナブよ、手助けをして差し上げましょう、ケアイミ〜」


何やら回復魔法らしき魔法を唱えたブサイクだったが、俺のHPは全く回復しない。


「おい!回復しないぞ!」


「おかしいですわね。確か説明書にはこの魔法で合ってるはずですが・・・」


説明書を見ると


『ケアイミ・・・HP300回復(ただしイケメンに限る)』とある


死んでしまえ!!!!!

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