【 番外編 登場人物紹介 】

第633話 キャラ紹介 前編

キャラクターが大きく増えてきたこともあり、登場人物に関してもリクエストにがありましたので、急遽ここまでのキャラ紹介です。

各パートで少しずつ出してきた情報をまとめたので、分かりやすくなるとよいのですが。





成瀬敬一なるせけいいち

高校1年生。

一人称は俺。

本編の主人公。

第1部ではハズレとして追放され、第2部では1部での敵のボスであるクロノスとなり真実を知る。そして第3部で再び成瀬敬一なるせけいいちとして戻って来た。

身長172センチ。中肉中背だが、体は鍛えている。黙っていれば比較的イケメン。

ただ考えている事や感情がすぐ顔に出るため結構台無し。ポーカーなら小学生にも負けるレベル。

交友関係は水城みなしろ姉妹のみ。

努力する天才であり、家庭の事情もあり高校に入る前から将来のため勉学に励んでいた。

スキルはハズレ。何でも出来るがある意味特化した所が無い。本人曰くハズレくじ。

だがその卓越した生存能力や利便性はチート級。但し使い過ぎると死ぬ事も出来ず意識も無い記憶も無い、何も出来ない影法師として永遠に彷徨う事になる。

クロノス時代に仇敵である”本体”を倒したため、互いに繋がっている。


ちなみにハズレスキルに限らずスキルは使い過ぎると精神に悪影響を及ぼし、やがて廃人化する。

それを防ぐには人それぞれだが、成瀬敬一なるせけいいちの場合は異性との接触。





水城奈々みなしろなな

高校1年生。

一人称は私。

スキルは神罰。圧倒的な破壊力は広範囲の大地を消し去るが、反動で自分も消滅してしまう。

細かく使う分には何とかOK。

成瀬敬一なるせけいいちの恋人。

身長160センチ。童顔爆乳。クラスや所属している学校どころか近隣の学校にまで知られた存在。

社交性が高く、学校ではいつもにこやかに女子の輪に入っていたが、これは自衛と絶え間ない告白が煩わしかったため。

内面は成瀬敬一なるせけいいち曰く武士。

姉を出し抜いて敬一けいいちと交際を始めた行為を、内面では卑怯ではなかったかと恥じている。

結構容赦の無い性格で、それゆえ最初の出会いの時には敬一けいいちは性格面ではさほど違和感を受けなかった。

スキルの悪影響を解消する方法は成瀬敬一なるせけいいちに神罰を撃ちこむ事。

やっぱり相当なストレスが……。


水城瑞樹みなしろみずき

高校2年生。

一人称は私。

妹の奈々ななとは双子かと思うほど似ている。

当然ながら童顔爆乳。

天然な性格で、どんな告白も受け流す。

というか、実は敬一けいいち一筋で他の男性は目に入っていない。

外見上は凛々しい姉を演じており、見た目と内面は姉妹で真逆。

世間的には品行方正で、高校ではゴールデンウイーク前の時点で弓道部の主将を務めていた。内情はゲーム部だが、一応は弓も扱える。

第1部でも第3部でも敬一けいいちと結ばれている。

スキルは広域探査エリアサーチ

悪影響の解消方法はヨガとストレッチ。


西山龍平にしやまりゅうへい

高校1年生。

一人称は俺だがあまりこだわっていない。普通に自分やこちらという表現もする。

西山にしやまグループの御曹司であり、父親は政治家。

イケメンかつ秀才。家は大金持ち。天は2物も3物も与えたが、実は一家揃って中二病。

水城瑞樹みなしろみずきを愛しており、その関係でごく自然に成瀬敬一なるせけいいちの交友関係(水城みなしろ姉妹しかいないが)に入り込んだ。

それとなくアプローチは掛けているが、水城瑞樹みなしろみずきからは全く相手にされていない。

スキルは肉体強化。

悪影響の解消方法は鍛錬。

第1部では精神崩壊を起こし多くの召喚者を殺害。最後は敬一けいいちに敗れ日本に帰っている。

第2部では平八へいはちとして“本体”を倒す為に共闘する。

第3部では日本に戻されたところまでの力と記憶を有し、教官組と比べても遜色ない力を有している。


須田亜美すだあみ

高校1年生。水泳部所属。敬一けいいちと同じ学校。

一人称はわたし。

スキルは飛行。

中学生の様に小柄だが巨乳。ムードメーカーだが戦闘力は皆無。


岸根百合きしねゆり

高校2年生。敬一けいいちと同じ学校。

外見は女性だが、性格はボーイッシュというか男っぽい。

言葉使いは荒いが気さくなタイプ。

一人称は自分かこっちだが、あまり使わない。

スキルは周囲の色を白黒反転させ混乱させるネガポジ。

相手の精神に作用するのではなく実際にそうなるので、召喚者相手にも有効。

ちなみに味方にも有効。更に言うなら自分にも有効。今後の成長が待たれる。


栗森剛くりもりごう

高校3年生。将来を嘱望された野球部のエース。敬一けいいちと同じ学校。

第1部ではNTR役であったが……。

当人はプロ入りする為に邁進中で、恋愛経験なし。水城みなしろ姉妹もいい女だとは思うが恋愛対象とは見ていない。


安藤秀夫あんどうひでお入山雄哉いりやまゆうや

二人とも高校2年生。1部でも3部でも犯罪者グループ入り。

現在では既に死亡済み。


南条なんじょうひたち。

第1部では敬一けいいちの相手を務めたが……。


セポナ・カム・ラソス。

見た目は幼女。中身は大人。

第1部では敬一けいいちの相手を務めたが、3部では保護対象兼、皆の教育係として同居している。


新庄琢磨しんじょうたくま

大学2年。

第1部では敬一けいいちと最初に戦った一人。みどりと共に死亡。

第3部では平和にセポナを押し付けて悠々生活中。


須恵町碧すえまちみどり

同大学2年。新庄琢磨しんじょうたくまの彼女。

詳細は新庄琢磨しんじょうたくま。と同じ。

勇者サンに所属していた部隊の残党の最期を看取った後、迷宮ダンジョンから帰還。


ブラッディ・オブ・ザ・ダークネス。

先代クロノス。つまりは自分。

なぜ平八へいはちと呼ばれているのかはまだ謎。

双子幼女を連れているが、正体はセーフゾーンの主の分身体。

生前手を出した縁でダークネスとして復活後に合流して共に過ごしている。


樋室紗耶華ひむろさやか

教師。

かつての一人称は先生。今は私。

スキルは魂操作。

影法師となった先代クロノスを今のダークネスボディに封じ込めた。

その代償として、自力では長時間の行動は不可能な体に。


坪ヶ崎雅臣つぼがさきまさおみ

樋室紗耶華ひむろさやかの生徒。

第2部では普通の中学生であったが、こちらでは1部3部共に中学生に見えない体つき。

250年に起きた反乱の際、みやの計画で敬一けいいちを育てるための拠点を作る為、樋室紗耶華ひむろさやかと共に探究者の村を作る。


美和咲江みわさきえ

第1部では影法師になりかけた成瀬敬一なるせけいいちを現世に引き戻した功労者。

彼女が居なければ物語はバッドエンドに。

当時の敬一けいいちからすれば強かったが、第3部では力不足か。

新規の召喚も無く状況もあまり変わっていない為、相変わらずぼっち。





ヨルエナ・スー・アディン。

一人称はわたくし。

第1部では敬一けいいちを追放した人間。

神殿での戦いもあり、宿敵とも言える間柄。

大神官であったが、敬一けいいちが召喚の秘宝である時計を盗んだため失脚。その咎の為処刑が決まる。

最期は救おうとした敬一けいいち手を振り払って処刑された。

第3部ではなぜそうなったかが明かされ、敵対する必要の無くなった彼女は素の状態で活動している。

かつては毅然とした神官長であり、また悪の女幹部的な雰囲気を醸していたが、実際はほんわか天然。何もない所で転ぶほどのドジ。

ただ職務への誇りとラーセット全ての人への慈愛は本物である。

外見は一目見ただけで注目してしまうほどの美女。

身長は162センチ。

長い金色の肌に白い肌。そして抜群のプロポーションを強調する青を基調とし、美しい金の装飾がなされた神官服を纏う。

ただ神官服と言っても胸元は大きく開き、左右も横乳からウエストまで開いているため隠れているのは下乳くらい。しかもかなり豊満。

下はスカート風だが左右のスリットがウエストから空いているため、少し動くだけで太腿が顕わあらわになる。

一応服装の色調と手に持つ不思議な輝きを放つ太陽の飾りがついた杖を持っているため神官に見えなくもない。

敬一けいいちの第一印象は痴女神官であり、以後そのネーミングは当分続く事になる。

クロノス時代に、本人の趣味ではなく他の神官もそうだと知った。

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