『カップ麺』

姫君の機嫌を損ねてしまったらしい。

理由は重々わかっている。

ちょっとばかり女の子にちやほやされていい気分だったからだろう。

姫は超絶お怒りである。

腕を組みフンっと鼻を鳴らして睨みつけてくる。

「お腹すいた」

「はい」

「使えないイケメンよりカップ麺」

「ただちに用意いたします」

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姫は超絶拗ねまくっておりまする。

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