『タートルネック』

私の首は、よく喋る。

首は私の声で勝手に喋るのだ。

だから私はタートルネックを一年中首の口に突っ込んで塞いでいた。


首はからかって変な事ばかり言う。

それでどれだけ揉めてきたか…。


「あんた私の事好きでしょ」

ほらまた!隣の優しい彼に…。


「…バレてた?」

彼は私を見て照れ笑いした。

----------

ちょっとホラーっぽくして失敗。

やっぱり私にはホラーはムリゲ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る