『物置』※これもR?

暗くて埃っぽい物置に久々に光が射した。

そしてすぐに消えた。


「何?ここ、真っ暗だよ」

「ここならバレないから……」

「…っ、あ、何?」

「ほら、聞こえちゃうから黙って?」

「そんな……っ………!」


寝室からやっと逃れられて暫し。

置物は今日も見た。

人間なんて、と哀愁を漂わせながら。

----------

置物は見たシリーズで(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る