『手袋』
「ほら、新しいの買ってきた」
古いピンクのチェックの代わりに、パステルブルーのノルディック。
「わー、ありがと」
受け取るお前の好みなら知ってる。
前のも、その前のも。俺が贈った手袋だけ身に着けて。
その手を他の男から守りたい。
「お兄ちゃん趣味いいね」
無邪気な笑顔しやがって。
-------
この兄は強い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます