『汚らわしい』ver.1

君と美しくて汚らわしい記憶を共にした。

もうどこにも逃げられない君は、僕のもの。


-------


敢えてここまでで終わってみるのはどうかと。

序章で終わり。

いや、やっぱセコすぎるから埋めてみます。



―――――――→Full charge


君と美しくて汚らわしい記憶を共にした。


知恵の実を差しだして無垢な心を唆し。

その清廉な笑みを俗世の情に染め上げ、純白の空から引きずり降ろして。


そうと知らずに、ぬかるんだ地で愛を謳う憐れな天使。


どこにも逃げられない君は、僕のもの。

そして、君を手放せない僕は永遠に君のしもべ。

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