呪われた廃校での出来事

🥭マンゴー‼︎

第1話

ある日のことだった

いつものメンバーの[奏][拓海][美琴][渚沙][海陸]は遊んでいた

すると雨が降ってきた

奏:「雨降って来ちゃったね…」

渚沙:「そうだ!あそこの建物で雨宿りしようよ!」

拓海・美琴・海陸:『賛成〜』

拓海:「じゃあ荷物持って行こう」

美琴:「雨止んだらそのまま帰るの?」

拓海:「わかんね」

  :「けど荷物濡れたり取られたりしたくねぇし」

渚沙:「そうだね…荷物持っていこっか!」

美琴・奏・海陸:「うん」

みんなが自分の荷物を用意した

海陸:「行こうか!」

【コツっ】【カラカラ…】

何かが渚沙の足に当たった

渚沙:(あ…なんかけっちゃった)

  :(銃?のおもちゃかなぁ?帰りに交番にいこう)カバンに入れる

美琴:「渚沙ー!」

  :「どうかした?」

渚沙:「大丈夫!なんにもないよー!」

5人は雨宿りをするためにその建物の方へ向かった

美琴:「ねぇ、知ってる?」

  :「あそこの建物に入ると一生出られなくなるって言う噂!」

海陸:「何それ…」

美琴:「もしかして怖いんですか〜?」

海陸:「そ、そんなわけないだろ!」

拓海・奏・渚沙:それぞれ少し笑う

海陸:「わ、笑うな!」

みんなが笑った

すると、渚沙が立ち止まった

美琴:「渚沙、どうかした?」

渚沙:「今、窓に何かいた…気がするんだけど…」

渚沙が少し恐れたように言った

美琴:「はぁ?そんなわけないじゃん!」

雨が急に強く降ってきた

早く建物の中へ行けと言っているように

奏:「わぁ〜。とにかく急ごう!」

海陸:「そうしよう!」

5人は怪しげのある建物の中に入っていった

【バタン‼︎】

全員が入りきると扉が勝手に閉まった

拓海:「ぅわ!」

海陸:「ったくまじびびった…」

美琴:「そんなことより今勝手に扉閉じたよね!…」

全員:『‼️』

渚沙:「風とかでしまったんじゃないの?」

奏:「あ、あはは、もうそんなのいいから扉開けよ!」

【ガチャガチャ…】

奏がいくら開けようとしてもその扉は開かなかった

拓海:「早く開けろよ…」

拓海がつぶやくように言った

奏:「えっ!何で⁉︎開かない!」

全員:『えぇっ⁈』

美琴:「奏、つまらない嘘つかないでよ…」

奏:「う、嘘じゃないって‼︎」

海陸:「ってことは…‼︎ 閉じ込められたってことか?」

海陸は焦って言った

渚沙:「どうしよう…」

怖くて焦って訳がわからないというように渚沙が言った

拓海:「…なってしまったのは仕方ない」

  :「扉を開けるのは諦めよう」

拓海は冷静だった

美琴:「じゃあどうするの⁉︎」

拓海:「…窓とか別の出れそうな所を探そう」

奏:「とりあえず全員いるよね!」

それぞれが

全員:『いるよ〜』

と、伝えた

拓海:「とりあえず前に進んでいこう」

つぶやくように

拓海:「暗いからどっかであかりになる物も探さないと…」

と、言った

拓海/海陸:(渚沙怖がってる…けどやっぱ可愛い‼️)

渚沙:「ねぇ、美琴」

美琴:「ん?何?渚沙」

渚沙:「拓海すごいね」

美琴:「はぁ…どこが?」

渚沙:「よく冷静になれるよ…」

美琴:(ふふっ、拓海が頑張ってるのは渚沙のためだと思うけどな〜)

5人は前に進み続ける

美琴:「何か明るくなったね」

奏:「そうだね」

拓海:「窓か何かが近くにあるのかも…」

  :「探してみよう」

全員で探した

すると、不意に渚沙が

渚沙:「あれって…人?」

と、つぶやいた

美琴:「ほんと⁉︎」

海陸:「本当だ!人だ!」

拓海:「話しかけてみよう!」

5人がその人へ近寄っていく

奏:「すみませーん!」

奏:「あなたは誰ですか?」

おじさん:「私は昔ここに迷い込んでしまってね」

 :「どうやっても出られないから諦めてここに住んでいる」

 :「でも家族が恋しいなぁ」

悲しそうだった

その人も迷い込んだ1人だったのだ

海陸:「生きるには食べ物とかが必要ですよね?」

  :「閉じ込められているのにどうやって食べ物を調達してるんですか?」

疑問に思ったことを聞いた

おじさん:「それはなぜかここには食べ物が沢山あるんだ」

    :「だから調達しなくても良いんだ」

美琴:「私達はここから出るつもりなの」

  :「何か知ってる事はありませんか?」

  :「なるべくいろんなことを知っておきたいんです!」

おじさん:「…そうだなぁ…この場所にはお化けような物達が住んでいる」

 :「そいつらは私達人間を襲って食べたりもするんだ」

 :「ボーっとしてると意識を持っていかれるぞ」

 :「気おつけろよ!」

美琴:「はい!ありがとうございます!」

お礼を言うと少し明るかったところへ戻った



〜1話の後書き〜

読んでくださり、ありがとうございました。

気まぐれですが、時折り続きを書きます。

読んでくださると嬉しいです。

出来たらでいいのですがメッセージをくださると嬉しいです。

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