「姫様の死因」
村でいちばん大きな屋敷に住む村娘は、彼女の亡き父の偉業により、「姫様」と村の皆に慕われていた。
そんな彼女がある日銃殺された。犯人の暗殺者はすぐに捕まえたが、依頼者は見つからず、村人たちは生きる意味を見失った。姫様は神からの使いのような方。村人たちは、道しるべを失ったようなものだった。
ある日一人が姫様のもとへ逝くと、それに続くように次々と村人が消えていき、最後は村は死体だけになった。
しかし、彼らは神によって生き返らせて貰えることになった。
「その娘の死の真の原因が分かる日に戻してやる。何が原因だったのか、それをしかと見よ」
そして彼らが目を覚ましたのは姫様の館の廊下。すると姫様の声が聞こえた。どうやら電話しているようだ。
「・・・・・・ええ、そうよ。いちばん大きな家に住んでる村娘。代金はそいつのベットの隣の引き出しに入ってるわ。・・・・・・拳銃でね。一発でお願い」
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