やせっぽちの愛 黎明編
としひろ
第1話 愛・その起こり
水たまりの中の青空が凍るのは 地上の全てが光を失うとき
新しい世界の生誕の日 ピサの斜塔は崩れ去る ━ 落日
その朝ナイルの川に水が溢れ 砂漠の地に花が競い咲くことだろう
------
(独り言)
吉行理恵 という詩人をご存じでしょうか。
吉行淳之介(兄)吉行和子(姉)のお二人が有名ですよね。
三行詩なるものを唱えられて(?)いたと思うのですけれども。
その詩に共感を覚えまして、詩そのものというよりは、そのスタイルにと言った方が正確でしょう。
「愛・その起こり」は、「愛」シリーズ三部作の第一章です。
難解だと思います。
当時の日記やらメモ書きを読んでみると、恋する気持ちを表現したものでした。
色々のことから、中学生のくせに厭世観に囚われていたのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます