第196話
ほとんど寝てないっていう最悪なコンディションの中電車に揺られて学校に着く。
あたりの人の声がやたらと俺にダメージを与えてくる。
そもそも頭は痛いし、気持ちが悪い。
一限も始まる前からこれかって絶望していた。
でも始まってみるとそんなこともなかった。
何せはじまって5分以内に寝てしまうから……。
この寝不足は学校でちゃんと勉強できるのか不安に思ってなったものだったのにそもそも本末転倒。
授業終了のチャイムで起きるけれど黒板に書いてあるのは呪文。
亀谷くんや良子さんに聞く元気もまだ出てこない。
そうこうボッーとしているうちに二限が始まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます