地味地味ファイト

ウゴカッタン

モンスター探してボコスカジャン

ボコスカジャンはモンスターを倒す男ゆえに今日もモンスターの居るところでファイトだ。 ファイトリバティだ!

「さあどっからでも掛かってきやがれウサギン!」

茂みから飛び出したのはウサギン!

「ウサギ―!!!」

ウサギンとはウサギ型のゴブリン、つまり邪妖精であり、見た目は白いウサギなのに、心はどす黒く、血の色した目でなんでもかじる怖い奴だ!

 「え? ゴブリンってなんだって? ゴブリンってのは邪妖精で、妖精族のなかのいたずら者のことを言うんだ、別にエッチマンでレイプマンじゃないぞ」

「ウサギ―!!!!」

ウサギンのいきなりの突撃は、全身に武器を忍ばせるためのベルト帯で体中がベルトで凄いヴィジュアル系ファッションファンタジーの逆立つ髪のヘッドバンド、銀髪ボコスカジャンにかみつこうとしたが!

「悶絶秘孔」

ふともものベルト帯にある悔い針ホルダーから取り出したぶっとい針をウサギンの攻撃をかわしざまに、ウサギンの秘孔に突き立てると、ウサギン悶絶!

「ウサ!? ウサギ!? ウサギーンンンン!!?!?!?」

のたうち回りやがて泡ふいてるところにボコスカジャンは、

「言い成り秘孔」

胸ポケットから取り出した細い針をウサギンの頭部に突き立てると、ウサギンはめっちゃ悶絶してたところから大人しくなり、やがて。

「わたしはウサギン! あなたのしもべですピョン!」

「よし、よく言ったぞウサギン、お前らの住処を教えろ、場合によっては命だけは助けてやろう」

「はい! ご主人様! ウサギンは一生あなたに尽くしますピョン!」


 ウサギンたちの住処に来たら、大体、草ばっかり食ってる連中だったが、ウサギンの長であるウサギンリーダーがこちらを警戒して仲間のウサギンたちと共謀しサッカーボールで攻撃しようとしてきた。

「やめるピョン! このお方はウサギンたちの救世主だピョン! ウサギ―!!!」

サッカーボールは言い成りウサギンに命中してダメージを与えたが、

そのすきにボコスカジャンは、ウサギンリーダーの後ろに回り込み。

「言い成り秘孔」

「う、ウサギー!!? ウサギン!? ウッサギー!?!!?」

見事にウサギンリーダーを支配し全てのウサギンたちを支配下に置いた。

「ありがとうですピョン! もうこんなところで草食ってるだけの現実に飽き飽きしていたですピョン! こうなったらもう全員、ご主人様についていきますピョン!」

ボコスカジャンはジャンパーをバサッとすると。

「行くぜお前ら、ゲスベガスにな!」

「ウッサギー!!!!!」

かくて、ボコスカジャン一行様は金と賄賂と汚職とギャンブルに侵された国ゲスベガスに到着した!


「す、すごい人の数だピョン!」

ゲスベガスを訪れる観光客はギンギラネオンの灯りに吸い寄せられて、カジノで賭博に興じてはギャンブル依存症になり、やがてヤクの売人になったりして、色んな国を汚染するという圧倒的な病み上がりですピョン!

「お前たちはここでバニーガールになって俺に貢げ、そしたらオレがゲスベガスの一等地にウサギンの店を開いて、ゲスベガス一の名士になってやっから」

「分かったですピョン! バニーガール得意ですピョン!」


 はじめっからウサギ型ゴブリンであるウサギンたちは、バニーガールになるのもお茶の子さいさいであり、すごいラッキーガールであっという間にゲスベガスに馴染み、今や一大コミュニティとして、ウサギンファミリーとしてゲスベガスの中枢にまで入り込んだというから、野良のモンスターも侮れないね!


「さて、俺もそろそろ、東洋の神秘である、リア充とやらを目指して、ウサギンの店開業の総仕上げと行くか」

ボコスカジャンはスカジャンをバサッと言わせたと思うと、ふと気づくと沼にいた。

「おい、イノブタオークども」

「ブター!!!」

イノブタオークが現れた! イノブタオークはやる気だ! その数、三十六匹!

これはやばさが際立つ! たった一人で勝てるのか!? ボコスカジャン!

「飛行毒針」

さっと腰のベルト帯ホルダーから取り出した何やら大きな虫の針のようなものを数揃えて三十六本つぎつぎに投げてイノブタオークどもに命中させると、つぎつぎとイノブタオークはたおれていく。

「ぶ、ッブッヒー!?」

「安心しろ、峰毒だ、死にはせん」

そういうとイノブタオークたちに近づいていき、

「言い成り秘孔」

例の細い針をイノブタオークの頭部に突き立てると、イノブタオークたちは!

「ブヒー! ご主人様! ご主人様! ご主人様ア!」

「貴様らにこのボコスカジャン・ド・ヌーヴォーが命じる、ウナギン狩りをな!」

「ブッヒャー! 狩りの時間だぁ! オインク!」


 ウナギンとはイノブタオークの住むウロブチ沼にいるというめっちゃデカいウナギ型のゴブリンである。 その土地の栄養素であるウロブチゲンを豊富に含んでおり、グロ展開に耐性があり、食べると大体、デウスエクスマキナ脚本で知られる物語の最強請負人という肩書のある英霊が見えるようになると言われている。


「出た出たブヒー!? ウナギンでブヒー!!!!!」

「ウナギーン!!!!」

沢山のウナギンが沼地からぬるぬる飛び出してきやがった!

「手に負えんブヒー! こいつぬるぬるしてて捕まえられないブヒー!」

ウナギンがなだれ込んできて、ボコスカジャンに襲い掛かる! とその時!

「活き締め秘孔!」

ベルト帯のホルダーが脇側にあるものから取り出した釘のような針を、すばやくウナギンに突き立てるとウナギンは眠ったようにおとなしくなっていく!

「活き締め秘孔! 活き締め秘孔! 活き締め秘孔!」

「す、すごいブヒー! こ、これがご主人様の本気でブヒなあああ!!!!」


 やがてすべてのウナギンを活き締めにすると、ボコスカジャンはイノブタオークどもに命じた!


「今日よりウロブチ沼はこのボコスカジャンが支配する! よってイノブタオークたちは毎日、ここからゲスベガスのウサギン亭へとウナギンを納めること、そうして初めてお前らはこのボコスカジャンに認められたモンスターとなる!」

「や、やってやるブヒー! やってやれないことはないブヒー! 部費はきちんと支払うブヒー!」


 かくてイノブタオークたちはそれぞれの村落で力衆を集めて、毎日のようにウナギンをゲスベガスはウサギン亭に持っていくようになった。


「さて、だがまだウサギン亭オープンの為の総仕上げが出来ていなかったな」

「どうしますピョン!?」

「ウサギンども! 貴様らはゲスベガスで鬼スゴイ奴を知っているはずだ! その鬼スゴイ奴帳簿を俺に見せるがいい!」

「分かりましたピョン! この日の為に集めた裏帳簿! ご主人様に開帳しますピョン!」

鬼スゴイ奴帳簿に乗っていた、名前を指で滑らせながら確認すると、

「―――――――こいつだ、こいつこそがオレが探し求めた、クククッ!」


「へいらっしゃい」

「ほう、最初から人の言葉が喋れるとは気やすいな」

「お客さんは一体?」

「イタマエン、いつまで人の真似事を続けているつもりだ?」

「!」

 イタマエンとは、板前型ゴブリン、元はゴブリンの料理番だったが、店を構えるようになってからはゴブリンから独立して板前屋を始めて割烹でがっぽである。

「ばれちまったならしかたがねえな!」

さっと頭の料理帽を脱いでカウンターから出てくるイタマエン!

両腕を捲って、勝負の構えを取っているぞ!

「言い成り秘孔」

「ごぶっチョ!? イッタマエエエエエン!?!?」

「お、親方ああ!?」

思わず平静を保っていたイタマエンの弟子イタマエンも叫び声をあげる。

「安心しろ、悪いようにはしない」

「イエス、マスター、わたしはあなたに忠実な板前です」

「お前にやってもらいたいのは、さあ行くぞ、ゲスベガスで一番旨いものを決める時が来た」


 ゲスベガスはウサギン亭、全てのボコスカジャンの手下たちがいるその場はさてもの人間にはまるで魔窟のように見えただろう、バニーガールはケモナーからすれば魅力があるだろうがウサギ顔のウサギン、スタッフには搬入から何までをこなすイノブタオーク、店の中の巨大水槽に入っているのは恐るべきぬめりのウナギン、そしていかつい板前、イタマエンという組み合わせであり、この魔境ゲスベガスを生き抜くためにどれだけタフさがいるかが一目瞭然であろう。


「さて、本題と行こうか、用意は出来たか、イタマエン?」

「へい!」

奥の厨房で料理をするのもそうだが、ホールに併設された特設のキッチンで素早くウナギンをさばき、あっという間にこさえる腕は確かであり、開かれたウナギンをすっと鉄櫛通してジリジリと専門の炭火で焼きながら、秘伝のタレに付け込まれる流れを見ると、よくもまあそんな巨大なウナギンで作ろうと思ったなかば焼き!

 というかリア充たちのソウルフード! 鰻重! ジューシーウナギン!


「はあーい、ボコスカジャン様! 鰻重お待ちでしたかぴょん!」

「ふっやっときたか、さて」

 手に持った箸をやわらかいウナギンのかば焼きに差し込み、タレの絡んだあったかご飯と一緒にかきこむと、ウナギンの油と絶妙な甘みと塩見のタレが舌を刺激し、けっこうなボリュームのあるメニューにも関わらず鰻重の一角一角から確実にウナギンの山は攻略されていきそのたびにボコスカジャンの口に吸いこまれる、タレの色に染まったご飯を平らげた時にはボコスカジャンはすっかり満足していた。

「これだ、これこそがオレが追い求めた癒しだ、さあ開業だウサギン亭!」


かくてゲスベガスのウサギン亭はメインメニューのウナギン重を主力として、世の富裕層たちから一目おかれミチュランとかいう料理屋に星をつけて評価する会社からの覆面社員からも満足の星を貰った、ここで大将こそこそ噂話、ミチュランっていうのはミチュラン型ゴブリンであってうまい物を一杯食べたいゴブリンたちの希望が子世代から子子世代、子々孫々に受け継がれた結果生まれた組織だったんですって。


「さて、ゲスベガスでウサギンが繁殖し、ゲスベガスの裏方としてイノブタオークががんがん働いて、そうしてウナギンがゲスベガスのソウルフードとなり、イタマエンは確実にその実力を舌の肥えたゲスベガスに訪れる富裕層に認められるようになったわけだが、そろそろ潰しにかかってくるころだな」

 急激に実力を手に入れたものの末路というのはいつの時代も厳しいものだ、競争の末勝ち上がったものの実力を認めず、暗部でうごめいてゲスの極みを制したものこそゲスベガスのリーダーであると、誰もが叫んでやめることが無いという具合であり、そういうわけのわからん声にギャングが呼応してショバ代を要求したり暴力行為を働くマフィアなどが簡単にやってくるのがこの界隈の現実なのだ、おれたちは楽には生きられない、その宿命を感じ取ってくれるとひしひし嬉しい。


「―――――――お前がボコスカジャンかー!!!」

ウサギン亭の門を開け放って光と共に現れたシルエットは魔女っ娘のコスプレっぽい、そもそもそういうコスプレ女が商売してるのがゲスベガスの特徴ではあるが、商売女に喧嘩を売られる理由がボコスカジャンにはなかった。 ボコスカジャンは忙しく働いていたし、何より別に商売女に大枚はたかなくても、本物の女について知っていたのでやっすい売り文句に興味はなかったのだ。


「我が名はメグミン!」

メグミンとはメグミ型ゴブリンである、中二病をこじらせたメグミの姿を模倣するうちに、気づいたら著作権すれすれのところを活きるスリルが大好きになってしまったコスプレゴブリンであり、たまに爆裂魔法とかを唱えたりしてるが、ゴブリンシャーマンくらいの魔法力しかないので大体、本物を忠実再現できなくて、残念な結果にしかならない魔法使いである。

「だれがゴブリンシャーマンだ! 失敬だぬ!」

「キャラがぶれてるな」

「!? あ、あっぶない! もうすこしで刺されるところだった!」

「――――――ほう、おれの秘孔針を避けるとは、お前どうやら教育されてるな」

メグミンはメグミ型ゴブリンである、本来ならばパーティーを組まなければすぐに魔力が枯渇する生き物であるが、あいにく他のパーティーがいないようなので、ネタ元がバレずに済んで良かった気がするが、何にしてもとっとと大人しくなってもらわなければ厳しいだろう。

「くらえ爆裂魔法ネクスプロージョン!」

ネクスプロージョンとは、エクスプロードの上位魔法で次に値する最強爆裂魔法、下手にくらうとウサギン亭そのものが吹き飛んでしまう可能性があって、そういう危ないものをどうやって防ぐのかが難しいところであり、ゲスベガスで一度はなってしまったら、もうそれはテロである。

「イタマエン」

「は! ウナギンのかば焼き!」

ネクスプロージョンの圧倒的熱量がウナギンのかば焼きのおいしさに変換されていく! というか爆裂魔法の圧倒的質量が感じられない時点で、詠唱に失敗して、くたばってるメグミ型ゴブリンがそこにはいた。

「う、うう、原作忠実再現のコスプレイヤーは辛いよ」

「そんなお前に朗報だ、お前は原作再現に失敗する」

「く、くそ、わたしにその針を刺して、あんなことやこんなことを」

「そういう流れ別にどうでもいいから」

さっと上腕のベルト帯にある細い針を取り出すと。

「魔素秘孔」

メグミ型ゴブリンの頭頂にやさしく針が刺さった、魔女帽子取られるともうコスプレのほとんどが意味為さねえな。

「ひゃう!?」

メグミ型ゴブリンの全身に魔素が流れ込む、枯渇した魔力が魔素秘孔を通して補充されていくのだ、弱点や欠点がなくなった時点で、キャラクター造形の※バニラ化が進んで、元の味のあるキャラクターには戻れないのだ!

(※バニラ化:本来キャラクターが持ってる特性や個性の部分がお話しの都合で無くなってしまって、何味のアイスとかそういう持ち味が無く、とりあえずもうシナリオに関わるとしてもモブ娘程度の役割しか保てないということを一般的にバニラ化というらしい、ちなみにカードゲームとかでもカードの効果が陳腐化することをバニラ化と呼ぶことがあるが、私的にはチョコミントとバニラアイスだったらバニラアイスの方が食べた感じする気がするが、刺激を求めたい時はチョコミント食べるのはわかるが、主食は普通、バニラアイスだと思うの、要するにバニラアイスを美味しく描けない作品が問題なのであって、そういう日常のモブともいえる部分に面白い展開とか掛け合いを用意できないところがキャラクターを事件性でしかとらえられてない部分なのではないかと思うのだけど、別に同意は求めません)

「な、なんだ、体に力がみなぎってきました!」

「それがゴブリンシャーマンの持つ潜在魔法力だ、お前は今まで潜在魔法力の1%も出せていなかった、今のお前ならネクスプロージョンどころか、神爆裂魔法デウスプロ―ジョンを使うことが出来るだろう」

「か、神爆裂魔法、デウスプロ―ジョン!?」

「神が爆裂四散する威力だ、そう、ゴブリンシャーマンはそれだけの潜在魔法力があったのだ!(デデーン!!)」

「そうかわたしはゴブリンシャーマンだったのか(ドドーン!!)」

「みなさんウナギンのかば焼きが出来ましたよ(ババーン!!)」

「さあ、詳しい話は署で聞こうか」


メグミ型ゴブリンの悲しい話!

「わたしはマフィアの鉄砲玉! 気づいたら多額の借金を背負わされて!」

「可哀そうだピョン! マフィアゆるせんピョンよ!」

「ぶひー! メグミンを助けるブヒ!」

「ウナギ―! 俺のチカラも使ってくれ!」

「イタマエ―! 腹開きは俺に任せろ!」

「さあ、腹は決まったようだな、ゴブリンシャーマンよ、カチコミに行くぞ」


マフィア本部、ゲスベガスの暗部とも呼ばれるそのギャングの巣窟を攻略ミッションなのだが、「ピョンだピョン! ウサギンキック!」「ぎょへえあああ!」

「イノブタ―! イノブタチャージ!」「ぐわっへっへええええ!!!!」

「ウナギ―! ウナギヌルヌル!」「うわーどこまでも足が滑って銃撃てない!」

「ゾンビ秘孔」「はい私たちはあなた様の忠実なるゾンビであります!」

ゾンビとなった雑魚マフィアたちを引き連れて、ゲスベガスの深層第九層にまで到達したボコスカジャンたち!

 「こ、これは!?」

 「そうだ、わたしだ、マフィアだ!」


そこには巨大なデータサーバーが立ちはだかっていた、むかしのスーパーコンピューターみたいに中心部に円筒状の巨大なロケットみたいのがある景色だぞ! そこに精密回路がまる見えな透明のドームで包まれたコア部分がある感じ!


「我々マフィアはクラウド化して不死身のギャングスタ―となったのだ!」

「な、なんですって!?」

「おそれるな! ゴブリンシャーマン! クラウド化しても所詮、データサーバーにデータが残れなければただの戯言と同然よ!」

「く、クソ、我が弱点を見抜くとは! はっお前はまさかボコスカジャン・ド・ヌーヴォー!?」

「よく気づいたな、マフィア! 俺こそが貴様に葬り去られた人類の希望にして鍼灸師たちの魂よ!」

「おのれ! 揃いも揃ってマフィアに逆らって裏稼業で生きていけると思うなよ!」

マフィアデーターセントラルマシンが襲い掛かってきた! 主に電撃びりびり攻撃と電線が巻き付いてくる攻撃だぞ!

「うわーおれたちイノブタオークマンズが相手にならないなんてブヒ!」

「ぎゃーゾンビ雑魚マフィアじゃたちうちできないー!」

「きゃーピョンだピョン! 私たちウサギン、どうしようもナッシングだピョン!」

「のぎゃあウナギンは電気ウナギないギンよー!」

「ふぐ!? ふぐ毒!? イタマエに戦いは無理イタマエえええ!」

「くっ、さすがの俺様も機械には針がさせない!」

「あ、あなたたち、大丈夫! あれ、でも私はどうしてしびれないのかしら?」

「メグミン!」

「えっ!?(なに、はじめてこの人名前で呼んでくれた!)」

「お前の耐性秘孔をついておいた! あとはお前の気が向くままにぶちかませ」

「あ、うん! やるわ! もうマフィアなんて金輪際さようならよ!」


「ふははははあ、愚かな生物どもよ! お前らごとき虫けらに何が出来る! 神となったギャングスタ―マフィアセントラルに勝てる者はいないのだああ!!!」

「神?」

「そうだ神だ! 小娘! いや、たかがゴブリンか!」

「その名を聞いてやらずにはおれようものか! 食らいなさい! 最強にして無限の魔力を叩きこむ! 必殺神爆裂魔法! デウスプロ―ジョン!!!!!!!!!」


その時、あたりを強大な魔力が覆い包んだ、およそ世界のすべてのデータを管理してるとも言われるデーターセントラルを吹き飛ばして余りある圧倒的なパワーがあふれ出し全てを全てを駆逐していく、これこそ神をも爆裂させる、究極の爆発力!


ドゴゴゴオッゴゴゴゴゴゴッゴゴgッゴゴッゴゴゴゴゴッゴゴゴgッゴオゴオオggンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「そんな、うわらばうらめしやああああああああああああ!!!!?!?!?!」


ギャングスタ―マフィアセントラルは機能を停止! 完全に消滅したのだ!


「や、やった! やったわ、みんな、あれ皆?」

「やったのはいいが、すまんな俺たち黒人になってしまったようだ」

そこには真っ黒黒になったボコスカジャンたちの姿が!


おしまい


※近年のポリティカルコレクトネスで考えるとこれは黒人を侮辱してる発言なのかもしれないが、実をいうと肌が黒いということ自体が人類の進化の系譜であって、今の肌の白い人間や肌の黄色い人間は最終的に太陽光が強くなってきたら、黒人になる可能性をかんがえてみたら、長いスパンで考えて、人類史を再び輝かせてみたら、そんなに侮辱的な話でもないと僕は思いました、まあこれを読む人がポリコレ棒で殴る人だったらの話なので、まあ無視してくれ、じゃあな!

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地味地味ファイト ウゴカッタン @kak16kyou

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