第4章 2021令和三年 黙示録 その1 冬 不善を為す
謹賀新年 佳き年来る! しかし大晦日の夜に発覚したこと
2021-01-01
もちろん
遅きに失した、のが驚きというだけで、実は有難有難。
マイナスとマイナスorプラスとプラスは反発する、マイナスとプラスはくっつこうとする。物理の基本。
原子の世界まで降りると、 広大な空間に米粒ほどの陽子と中性子の成す核があり、外の世界との境を電子が回っている図: 今や物理の常識。
この有様の意味することにただただ驚いて固まっていた、ここ数年の錐子オババだった。(人体はほぼ無に等しい!)
ところが大晦日の夜にオババの見た、Professor Lesch(レッシュ )が、数年前のビデオなのだけど、上の図を説明したのち、固まっている。
「どうして、どうして電子はマイナスなのに、プラスの超重たい核のなかに引き込まれていかないんだ??」
物理法則の限界だ。
錐子オババ、飛び上がった。ホントだ、わ、そこ考えもしなかった、なんてお馬鹿なあたし! 「あんたそんなこと疑問に思ってた?」
「いや、思ったことなかった」と幸いにも旦那のJBも同類であった。
しばし考える人。
いくつかのレッシュ 教授の手つきを思い出す。
光が波であり粒子であることについて2本の手と10本の指で説明しようというのはちょっと無理だと思うんですけど。。。かと言って数式は困りますしねー。。
*光は波長の広がりを持って進むが、ぶつかる対象が受取可能な波長のみを与える。そのような光の一部分を電子というのかな??質量はゼロだ。
*光の波長の分析:
ゼロからプラスの波〜下がってまたゼロ〜今度はマイナスの波〜ゼロまで:
この長さ次第で、ちょうどギターの弦が上下の金具(あるいは指)に留められていて、その間が振動することによってそれぞれの音を出すような感じ。
*ゼロのところで粒子としての自らを放出(与え)するが、全方向でそれが可能である。(訳わからん!)
*同じ一つの電子が同じ軌道を永遠に回っている、のではなく、
粒子すなわちエネルギーのひと塊を出してのち、消えるか一段内側の軌道に移る。
しかしすぐに次の電子が軌道に飛び込んでくる。
*ここで量子の世界では、情報が一気に周囲に広がることから、
水の輪の例えが使われることが多いことを思い出して、
錐子オババは教授がそのことに触れるかと、
つまり原子の内側空間には水の輪が満ちている、
とか言うのかと待ち構えていたが、
残念、言葉の壁が立ち塞がった。
ともかくその例えは出さなかったようだ。
*ビッグバンのその前とかについても「量子物理学」で考えることができる、みたいに教授は力説した、(要するに「神」と言う情緒的存在は導入しなくてもいい、法則が実在である、とは別口の言説であるが)
結極、驚かされたのみで解決はせず。〜〜〜〜
こんな断片的情報を集めたところでどうにもならないので、同時にテレビもユーチューブから切り替えて、
主要放送局でドイツのここ20年の流行歌の変遷を見ることにした。
30年前のドイツに生きているJBには、歌手の後ろで躍りまくっているダンサーがありえない存在らしい。
もっともそのビデオは今年のものではない、観客いっぱいの過去の映像である。
年越しの時が来て、ベルリンの、去年までは人と花火とあれこれで大騒動のブランデンブルク門で、女性リポーターがただ一人、アルコール禁止なのでジュースを掲げて、架空の視聴者に笑顔の挨拶をしている。
錐子オババは急に笑いを抑えられなくなり、新年おめでとうと言うかわりにワハハと笑った。言おうと思うが笑いの方が強かった。
どこへ行く、地球よ。
2021年 令和三年
神さんと話しながら、「愛の方程式」というある物理学者の本を思っていた。あたしはそこへたどり着くのだと思ったがそれは口には出さなかった。もちろんお見通しだろうけれど。
生きていておめでたいのは、愛するものや人に出会えたからだ、あたしの脳がそうできている、そこにオキシトシンが噴出するようにできている。ということはそういう法則があるのだ、この肉体と自然とで法則を仮に体現しているはずだ、完璧に現れているのではないのだろうが。
それでも諦めきれずにネット検索して見た。知りたいことはそこら辺に転がっていそうになかった。
量子物理学、光、電子で検索したのに結局あるセラピストのサイトで、こんな表現に当たった。本質と自我という2元主義に警報を鳴らすという趣旨らしい。
「でも、ここで気を付けなくてはいけないのは、「本質に帰る私」という夢に陥らないことです。
この夢は普通の夢よりやっかいで目覚めにくく、「私は目覚めた」というもっと深い眠りにも落ちやすいです。分離した個の私(自我)が全体に目覚めるのではないんです。自我の存在自体が夢だと分かるんですね。
なので、あなたの人生を経験しているのもあたなではない。あなたは存在していないけど、実体として、全体としてのあなたは不滅で、いつもここにある♪」
ここまでくると泰然自若かな、と錐子オババはうなづいた。
例え地球が滅びても。
そう見えたとしても。
滅びはしない、存在しないのだから。
しかしこれもまあ、意識の世界なのかな。
死ぬのが待ち遠しい、かも?(失礼、縁起の悪い話ではありません絶対に)
*******
1229 卵色の十三夜月 岩山にありて見下ろしくるる長夜なり
1230 知人らに大好きだよ呼びかけて羽ばたくあした 共に笑はむ
いとかろき役割もらふ 送るのみ「あなたが大好き!」言葉と心を
.......
書くことたくさんあるなあ。。。まあやってみよう。
2021-01-15
==1月12日 亡き長男の生日
青蛙の王子様、向かいのマンションのガラスに反射して日光が差し込む角度にして、窓に立ててあるのだが、
9月からずっと曇りばかりなので彼の感光部分を刺激しない。
11日、12日と珍しく雲ひとつない冬空に恵まれたら、早速少し腕と腰をふり始めた。
ちなみに昨日から夫婦してとうとうビタミンD3なるものを飲み始めた。骨粗しょう症の危険性!
==11日の朝のことだが、
(その前日の日曜日の夕飯をめぐって、夫婦で意見の相違があった。どちらも自分の都合を押し通そうとしてのことだが、最近の関係は妻の都合の方が理性的でやや優勢である)
すると負けそうになったJBは
「命令ばっかり」と日本語で非難した。
モラハラ関係を逆転させて権力を再び握るための攻撃である。
(その言葉を昔のあたしだったらできたら1日に千回も言ってやっただろう、ただ言うのが恐ろしくて命令に従っていたから、言うか言わないかの思惑など念頭になかった)
「昔はあんたが噛みつきグセあったけどね」
と錐子オババは冷たく言い放った。少しユーモアを含んで。
JBは黙った。ひょっとして頭がトロくなっただけかもしれない。
しかし、一晩眠った11日の朝、驚いたことに錐子オババは物凄い怒りに満ちていた。この件だ。胸に大きな重たい怒りが渦巻いていた。
(1日になされなければならない日常の仕事をほとんどをあたしがやってる、奴は何もしない、トイレに行くくらいだ、一つでもあたしの仕事の都合のためとか彼の健康のためにとか、理性的な理由から何かをしてくれるようあたしが要請すると「命令ばっかり」を言う、まるでトランプのような大嘘つきではないか)
錐子オババは布団の中でのたうちまわった。
その時、何が頭に浮かんだのかはわからない。この重さを捨てるのだとでも思ったのか、ともかく、一瞬で事態が好転した。心の黒い重さがすっと明るい透明の軽い空気に変わった。その時の爽やかな感じと言ったらなかった。
本当にJBは消えていた。そんなJBは見る必要もなく、考えるに値しない、とでも言うのかすっかり消えた。透明な空気だけを感じた。
やったーと快哉を叫ぶ。これで二度目だ。
彼の醜悪な使命はもう済んだのだ、それは過去のことだ。彼は気付いていないとしても新しい夫なのだ。
錐子オババはスッキリとした表情で階段をトントンと降りた。
==余談
あ、今日はあの子の誕生日じゃなかった?49歳か、と想像もつかない。電話をかけるわけにもいかない。
キッチンの窓から岩山を冬だけは透かせて見せてくれる大木の枝枝が見える、リスさん、姿を見せて、と言う。
何かがサッと動いた。もちろん茶色のリスである。空を横切っていくのはつがいの笑翡翠だ、白い模様がくっきりと見える。そして快晴だった。
雲ひとつない青の美しさ、太陽は存在するが眩しくて見えない、まるで神様のようだ、隠身(かくりみ)のようだ。
==さあここからが、錐子オババの本領発揮、失敗の連続である。
街に行こう、家賃を3ヶ月分ゆうちょから振り込む、ドロガリーで買い物。
翌日は雪の予報なので、今日のうちに日の暮れるまでに帰れるように。
超久しぶりである。
前回支払いの領収書に必要なことが書いてある、これこれ。と確認。
さっさと飛び出していく。JBが何か言ったが無視。
あそうだ、ひょっとしてバスでまたコロナ厳重警戒のため切符を買えないかもしれない。
列車で行こう。駅まで行ってそこで切符を買う。
スマホで時間を見たときに11日とあった。
(あれ? 違うんだ!息子の誕生日は明日だった! せっかくリスや笑カワセミを派遣してもらったのに。しかしあたしの勘違いにでも反応して現実化してくれるのね!)
==次の失敗。
駅で切符をうまく買えた。列車にもうまく乗れた。他に誰もいない。
さあて軽く瞑想でもするかな、と深呼吸したとき;
若手の制服の女性がやってきた、声が理解できないが検札だと思って、急いで乗車券を見せる。
まだ満足せずに何か言うので、聞き返すと
「コロナ陰性結果を持っているのですか」「いえ」
「じゃマスクして」
あ!そうか。マスクね。ハイハイ、どうも、とすぐにマスクする。
下りがけに「切符のことで頭がいっぱいだったのよ」と声をかけて。
==次の失敗、別の失敗は進行中である、つまり14時(日本時間22時)集団瞑想の時間なので、計画では途中どこかで静かに実行する予定だったが、この失敗で、すっかり忘れている。
ここまで完全に忘れたのは初めてだ。
急いでゆうちょ銀行へ向かっている。
人が並んでいる。ATMに立ったとき、バッグの中を探しても探しても例の領収書がない。
外に出てJBに電話、やっと銀行の長い番号を聞き出す。
元に戻ると今度は十人も待っている。遅々として進まない。
やっと中に入ってみると、ATM2つあるのが一つは故障になっていた。
そのあとはうまくやれた。ドロガリーでビタミン剤、綿棒、歯間ブラシなど買った。町は結構な人出だった、子供連れが多い。
さて、全体を振り返ったとき、笑ってしまった。家賃を町の銀行から振込しなくても、同じ屋根の下に住んでいるので直に夫人に渡せばよかったのだ。ワハハ
==次はもう一回驚かされた上記と同一の話??
1月13日の朝、錐子オババ、ほとんど眠れなかったが気分は悪くなく、どうしようかなとおぼろに思っていた。ちょうど日の出の頃8時半前。
いきなり胸にどす黒い雲が湧いた、下でJBの咳払いが聞こえたせいだろう。
(つまりまだ寝ていないんだ。悪徳の1、昼夜逆転。
次に浮かんだのは周囲に散らばるちり紙の山、悪徳の2、潔癖症、ゴミ屋敷への道、それがあたしにとっては無意味な仕事の増える原因であり、ヤツは平気で増やしている。ゴミ捨ての方法が難しいので本当に絶望的になる。
悪徳3もそれに由来するがそこまで考えなくてももう充分だ。
あんなヤツ捨てたい。しかしコロナ に取り込まれている)
苦しくて重かった、怒りと絶望を絶望的に感じた。
それから何を思ったのか、わからない。
もう軽かった。水色の空気がそこにあった。煙も残さず嫌な気持ちが消滅していた。三度目だ。
(なあ~んて助かるんだろう。どんな仕組みで見事に消える、無きかの如く?
そうだ、無かったのだ。あるかの如く不意に現れるが、無いので消える。プラスマイナスの対消滅というやつだ。これを願わずして可能にするくらいあたしも仙人になったと言うことだワイ)
後にはプラスの愛のエネルギーが生じている。あざなえる縄の如き人生だ、
==それからこれを元に愛の瞑想を組み立てた。
それは我ながら奇想天外なものになったので、錐子オババ、ニヤニヤしてよし、これを今後追求していこうと決めた。
=これに関連して、自我を捨てることの難しさについて
ここ数日、数人の人から、利己主義、思い込み、執着、世間の習慣など自我を形成しているものを、出てゆけと無理やり掴んで追い払おうとしても逆効果である、という旨の示唆を受けていた、我々はそれが実在するかの如くしっかり把握しているので、それがさらに現実化する、そんな宇宙の働きがあるというのだ。
そこでまあ丸め込んで宥めて、もう役割すんだよ、今まで気をつけてくれててありがとう、とバイバイする、ということらしい。言うは易しだが、脳内で作った嘘(あるいは仮想の)情報なので、気持ちはわかるよ、と自分に話しかけるのだろうか。
==ここで思いついたのだが、例のトランプさん、アメリカの例を見ても人類の半数は彼の味方ということらしい。
気持ちはわかるよ、だって自分が可愛い、家族が、国が、同人種を他から守りたいっていうのは、とても重要だった、生物の根元の欲求だったからね。新移住者が増えて、割りを食って経済的に追い詰められる庶民を尻目に、運が良かったから金持ちになり、権力と決定権を得て、民衆を搾取し手玉にとってますます裕福になる、そんな連中を作り上げる資本主義的民主主義は許せないに決まってる。なぜその運の成果を分けてくれないのだ。
そこへ誰かが、わかるよ、と言ってくれる、しかし口車に乗せられ、一人に全ての権力を与えたら、思いもしない結果になりその悲惨をかぶることになるよ。この成り行きは前世紀からたくさんあったことだからね。今でもそのチャンスを待ち構えている要領の良い人間はいるだろう。ちょっと理性的になろうよ。と話しかける人はいないのだろうか。
==と考えて、錐子オババはなんとトランプ大統領ばりに(目下手足をもがれたも同然だがかなり危険な状態の)、ツィートしたのであった。誰も立ち寄る人はいないのだが。内容は上のようなもの。
==そうだ!と錐子オババは情報網を見渡して統括した。
宇宙の定義、その全体的な働き方については量子物理学、天文学など研究結果あり。
それにプラスして、21世記、思念が現実化するという見えない世界の法則やスピリチュアル心理学も流布しているようなのだが、
宇宙の動きの法則は、数式で表すことができるのだから、
人間の生命の様態もできるはずだ。
そこにはバカラとかいう、ユダヤ式数秘術がその可能性を開発している。
おかしなことがある。オババ夫婦と三男と孫に同じ数字が見られる、その意味は、今こそ化けて??世のためになるであろうというもの。
またもひとつ、父とこの息子には同じ苦難の数字があり、
カルマを解決するためにと、生まれる前から特別な仲間と話し合い、協力するグループとして生まれてくる。
そこで錐子オババははたと膝を叩いた。あたしがその仲間なんだ、全てが符合するワイ!それどころか孫にも同じ数字が浮き出ていた。
錐子オババが、そのことを大胆にもJBに語ると、圧倒された風であった。
しばらく浸透する時間が必要だろう。
==実はもう一つか二つ、書けることがあるが、実際書けるかどうかまだ不安定である。
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0103 天空の風改まり 軽やかに願ひ叶ふと宣伝されて
条件は整へつつに安穏の終の暮らしや 自由意志もて
ルシファーの白き翼に開かれて地獄より発つ 銀の町とやら
0110 雲分けて冬青空に日輪はあれども見えず 光激しき
冬至より日の入り一分ずつ遅し鏡開きは日永 小半時
0113 いい歳になったねと言ふ 他に何もするなき生日ひそとぬかづく
0114 隠身に近づき得しか 暗雲が理由不要に水色となる
方丈の家を畳みて飛びゆかむ 風雲おばば条件そろひ
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わ、ついにたがが外れてしまったか?!
2021-01-28
1月27日
今のところ、書くことのできる事柄はあまり多くない。
例によって、最もヴィヴィッドな、つまり書き始める動機となったこと、
つまり例によって何らかの失敗談で始めよう。
今日はヘルパーの働き者で即興音楽家のヘルマンが、牡丹雪をついてやってきた。
錐子オババがドアから顔を出すと、
禿頭を小さなひさし付きの可愛い帽子で隠してなかなか可愛い。
その帽子をサッととって軽く会釈する、律儀な人という印象。
買い物リストをキッチンで点検するために、階段を上がりまた降りてきた時、
錐子オババの右足が濡れた階段で軽くすべった。
全てうまく運び、夕方になり、ヘルパーヘルマンが床をモップで拭いた後の水気を、オババ自らまた拭き取り、
ゴミを片寄せておいた場所をさて片付けようと、
機嫌よく、やる気満々でしゃがみこんだ。
そして、直後食事を温めたりしている時、あれ右足捻挫の痛み! 外側だ。
イテテと言いながらお椀を運んで一人で食事、足は椅子に上げておいた。
痛み感じない。
ところが、食べ終わって立つと確かに痛い、かなりの鋭さなので足をつくことができない、手のひらであちこちを支えに左足でピョンと跳んで移動。
うまく支えになる場所はある。
次はJBの注文、卵入りパスタを作る手順だが、、、
とりあえず階下に向かって
「あたし捻挫になったから、できるかどうか分からないよ」と怒鳴っておく。
思ったよりうまくビョンビョン跳んで鍋をかける。
パスタを入れる時はザボッとこぼしてしまったが、
卵もやっと割り、パスタも水切りできた。片足で。
そうだ、去年の捻挫のプロテクターがあった、何と冷蔵庫の上に??。
左足用だがなんとか間に合う。楽になった。
JB、結構世話を焼いて、息切れしながら何度も階段を上り下り、
痛み止めや包帯も持ってきてくれた。
排尿が問題だ。ペットボトルをカットして持ってきてくれた。
これだから階段のある家は年寄りには向かない。
JBもものを運ぶことほぼ不可能なのに、これではまさにアウトだ、強制終了だ。
念願のカタストロフィだ。おおごとだと笑って言う。笑い合っている。
JBは調子に乗って、錐子オババの過去の失敗を語り始めた。
そこで気を悪くするようなあたしじゃないさ、とばかり人ごとのようにオババが笑い、そして二人でゲラゲラ笑った。
ただのマイナス波だ。ヘルマンというプラスの次にきた。ちょっと大波になったが。次はどんな福が?
===ところで前夜のこと、
またもや積読のサイトをフラフラしていたら、
偶然にダークマター観察実験所からの漫画の記事にぶつかった。
大砲のような形の実験機械で狙っているのは、アクシオン、ゼノン1Tというダークマター候補素粒子なのだそうだ。(ところで驚いたことにこれらは刺激次第では光子を発生するそうだ、フォトン 光素粒子?)
ニュートリノの実験によって、彼らの懸案、
「物質しかこの世に残っていないのは何故か?」
(宇宙初期には反物質も同数あったはずなのに、物質と反物質は対衝突して消滅、光を残すだけ)
この疑問は、結果だけ言うと、実験の意図通りにうまく答えらしきものが捕まった、
つまり反物質粒子の方が不安定で出現しにくいと言う結果が出てきたのだ。なので物質のみがここにある。
(物理学者はもちろん、物質しかないのは何故だ、なんて言い方をするけど、見えない感じないものを無視してるんじゃない?とあたしは思うけど)
よし、そんなら、このオババがあっけらかんと表明してみるわよ。
いわゆる神様がこう言いたい、かもしれない。
「人類よ、目に映る事実としての幻像世界、その不完全はまあ、残る、
苦労はなくならない、生きる苦しみも不運も不公平も。
これらはいわば、法理に必須の部分なのでね。
しかしその役割を知ることが大事だ。
それらに巻き込まれず、真理への信仰を忘れず、波長を高く保ち、それとの共同作業で、人生万事塞翁が馬を実践していきましょう。
と言うことはつまりここが宇宙の真理の法でありこれを知ると言うことだけどね。
創造主の万能は全てを準備し、助けるし、叶えるので、それを信仰し、人生の苦悩を逆手にとって、あるいは苦悩と結託して、一層高いジャンプを続けて、不如意を喜びへのスプリングボードとするが良い。そんなゲームの世界を生きてくれ~~~!それが創造主の生きがいなのだから~~~!
こんな風に幻像世界を定義してみたらどうかね、
幻像世界とは、その根源たる「神及び聖霊世界」のいわば体であり、夢なのでね。
ただしそれは人類とその脳の描きつくり出すものだが、そこにあれこれヘルプするのがまた創造主の楽しい唯一の玩具でね、一緒にお喋りしつつ楽しもうじゃないか?
とでも??
そんな酷すぎるって?うまく悲惨をいなすことなんて難しすぎるって?
簡単な方法があるよ。
よく最近言われている瞑想方法だが、例えば
今を味わう、とは過去未来を苦慮しない、想念が浄化されて周波数が上がるということに尽きる、すると奇跡も起こる、奇跡というか、小さなことに感謝するという意味だ。こうなるともう自在だ、法とツーカーになる。
法といえば、周知の物理法則、宇宙法則の他に、
もう一つ、物質(人類)と聖霊との交歓の法というものも幻像世界を統率している。その使い方の基本は上に述べたごとく簡単だ。
幻像世界を創造してるのは、この創造主ではなく、他でもない人類の脳(意識)なのだから、協力は惜しまないので力を合わせて限られた生を堪能し、やがて好きな時に死という安寧の世界へ戻っておいで」
===
一人で二役、錐子オババの返答がこう来た。いわゆる統合失調症みたく。これはドクターギーホフに報告しておかなくちゃ。
1月28日
ハイハイ、よくわかりました。
いまだにあなたの呼び名にすら辿りつかない
アタクシ=『「隠身=聖霊+物質5%」>実相世界?>光屈折orミラー細胞効果による「幻像=聖霊+5%物質」』、
つまり非存在、無のアタクシではありますが、と錐子オババが
上気した顔で指を動かし始めた。
その古びた意識に浮かぶままにMacに打ち込んでいく。
今日からのお役目確認いたしました。
アタクシめのこの古びた頭脳のどこかのセンサーにあなたから純正の愛と光とが届いたら、届いたと認識できたら、アタクシ程度の存在周波数にも需要はあるので、地球上にその波動を水の輪のように浸透させるようにと言うお達しでございますね、オッケーですとも。喜んで、そんな楽なお仕事は願ってもありません。
本日日本22時、ドイツ14時、
頭を空っぽにして純正の光と愛を受け入れる、
それを波動は落ちるけれども必要があるところへ、
浸透させるべく呼気を効かせる。
*その数分前に便りをくれた歌の友の楽しい未来を確信する、錐子オババもそこに一緒にいて大笑いしている。彼女は本来ネアカなのよね。
*ドレスデンの友人とその敬愛すべき不治の病の夫に会いにいく。どうしたわけか、二人がまるで自分の両親のような感じがする。彼らの愛が感じられる、彼らの不運が悲しまれる。錐子オババは二人をハグして心を伝える、大好きよ、楽しい病になって暮らそうね。感動の涙。
*そうだ! 老人は楽しい病になろう!例えばこの捻挫、原因不明の捻挫、おかしい変だ、笑っちゃう、ペットボトルにおしっこしたら、やっぱり少し漏らしてしまった、それを拭くことが難しくて笑っちゃったよ。
いつの間にか、智子さんに話してる。だってね、去年彼女がドイツにきた時まさに、捻挫になってしまったあたしなんだもん。
そうか、あたし最近感謝が足らなかったかも、全てうまく回り始めたから足が自由に動くことの有り難さを蔑ろにしていた、良かったそれが思い出せて、おかげさまでした。
*それから少し真面目になって、いつものように、
過去と現在のマイナス粒子が真理の光と神の愛のプラス粒子と対消滅して、また新たに光が生じそれが先へと光速で飛んでいくのを観た。あるいは実相世界(純正の法理の具体化世界 不可知)へ回収されるのを。
*おっと、よく肝心の対象を忘れる、あたしの夫、名ばかりだけど。
あんたの使命はもう果たされたよ、達成したんだよ、
頭を空っぽにする本式の瞑想ができると自慢のあんただから、
すぐに神さんとつながるだろう、そしたら、
不安な世界に住むのをやめて本来のあんたの世界に転居できるだろう、そのはず。
そんな力は十分持っているはず。
そして錐子オババは、階下に向かって高々と叫んだ。
「JB、ありがとうねー」「どうして?」「あたしの世話をしてくれたから」
「ーーー」きっと目を白黒させているだろう笑
*表現方法1案:
人類の協力作業とは、単純に楽しい病を伝染させることにある。
そこから神とのやりとり法が発現する、有効となる。
物理学者がここまで物理を見つけてきたのは彼らの間に同じ楽しい病が蔓延していたからである、なあんて。
********
0119 この部屋のいづこを見ても愉しきよ 色も形もお気に入りのみ
閉ぢ籠り日々に肥ゆるに抗しえず お線香など威力やあらむ
0121 この部屋の進化ヴァージョンふと浮かぶ コアトレ開始もまぢかのはず也
0126 フツクラと肩にかかれる髪長く 坊主頭にするまでの日を
0127 わが倒れついに破滅の段となる 何をか言はん愉しさ勝る
........
暇人錐子オババ 、不善をなす。。もの好き生活
2021-02-07
20210207日曜日午前3時半
今日は寝付けない順番の日であるらしく、錐子オババは二時間近く暗闇で目を瞑ってゴロゴロして過ごした。
(別に思い悩むことがあるわけじゃなく、いや実に見事にそんなものはないのに、要するに眠たくない。病気だったりしたらあれこれ考えて楽しくないだろうが、関節問題以外はとりあえず健康の部類。外からは雨音がする。家があり布団があり、一日を無事に生かされて感謝も述べた)
どうも時間の無駄だ、と思い至り、錐子オババは目をパチっと開けて空気ベッドから起き上がり、電気を点けたのだった。
==先週は火曜日にちょっとしたハプニング 、まさにハプニングがあった。
珍しく夫婦で徒歩5分(普通なら)のアドラー(鷹)薬局に出かけた。
JBは手押し車で、背骨を痛がりながら歩いていく。
錐子オババは彼の杖を持つ役で、ついでにそれをつきながら、夫に遅れて歩く。
いつの間にかこんな身になってしまったのだ。嘆くわけではないが。
外でしばらく待たされ、やっと中に入りカウンター前に立ってすぐ、
後ろから
「ちょっと通して、」と薬剤師が来た。
錐子オババは自分が邪魔になっていると認識して、
左足を動かし左へよけようとした、という記憶はある。
ともかく次の瞬間、斜め後ろに倒れつつあった。
そのままほとんど地面に尻餅、というところで、薬剤師が支えていた。
しかし、はずみでお小水が漏れてしまった。密かにパニック。何てこった。
しかし幸いズボンが厚手だったので内緒にできそうな量だった。
めまいですかと相手も驚いている。
見ていた他の客が足がもつれたみたいね、と言うので、
オババも「そうなんです、自分の足に引っかかって」と説明してなんとか逃れようとする。
(そうか、いつものように左脚が腰のヘルニアの影響で軽く麻痺していたらしい、それで動かしたはずの左足に右足がつまづいたのだ)
(そのあとは快調だった。薬局の向かいの肉屋で、1週間前にあたしが置き忘れた赤い雨傘は、ちゃんと置いてあり、感じの良いお上さんからトンカツの最後の1枚を買った。それが信じられないくらいおいしい、上等のお肉だった、豚さんありがとう)
さらに帰り道にあるカフェで、日本人との混血だと主張するインドネシア人の主人から(ちなみに彼は日本を崇拝しているようだ)おいしいアップルケーキを買った。
「何個にする?」と錐子オババがJBに尋ねると
(JBは毎日でもケーキを食べたがる、ドイツの子供は手作りのケーキで育つようなものだ、大人になっても誰でも大量に食べる)
「4個」と言う。想定内である。
店には入れないので外で5分ほど待たされたのは、そのケーキをちょっと解凍するためであった。
==ドイツの帳面がお気に入り
いや、帳面そのものがお気に入りというわけじゃないけど、こんな風に使うのが好きなんだナ、あたし、
と錐子オババが撫で回しているのは、
A4、リングノート、
破れるようになっていて2穴付き、
5ミリの細かい格子のぺージなのはドイツでは普通の仕様である。
いわゆる雑記帳として、あれこれ必要に応じてあちこちのページを使い、めくりめくりしてきた。
去年9月の「健康保険に提出する年収計算の下書きしよう」に始まって、
「地球の日付変更線と各地の時間差をまとめよう」
「自作短歌を順番にまとめようと思うけど、さてどこにいつのがあったっけ捜索」
「さ、日の出日の入りの時刻をつけよう、冬至以来日々明るくなるのを確認だ」
「ナーエ川とそこにかかる3本の橋と、ベルリン通りの上を通りやがて下を通る列車の架橋との、角度と高さの関係を図示しよう」
「祈る人の横顔と手を描こう」
「瞑想中の自分の位置を図示してみよう」地球の真ん中に座りそこから全球方向に、光と愛の念を波及させているつもり。
「聖霊・エネルギー//物質プラスマイナス・対消滅・光子・ヒッグス粒子//光発生は化学的次元でも起こる//大きさの次元階層 などの図解試みてみたい」
ついには居眠りに終わる仕事だ。
*「そして最新の雑記テーマ:光と虹色と音階」
まず、光がプリズムを透すと虹の7色に分かれるというのに昔から惹かれた。
日本から持ってきた母の残した色鉛筆をやっと使う時がきた。
虹、なので赤青黄が3原色と言うことになるみたいね。(ここからもうエラーがはじまったのだが)とりあえず出発してみた、(正しくは赤青緑?)
つまり赤+黄ーー橙 赤+青ーー紫 青+黄ーー緑 =6色
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柿ー卵 赤紫ー青紫 青緑ー黄緑 =6色
合計12色
のうち7色を取り出し、虹の順番に並べて楽しく色を塗り赤 橙 黄 緑 青 藍 紫
波長など分かる限り書き込んだ。
美しい虹が紙の上に現れた。
波長の長い=つまり音の低い赤色から、波長の短い=つまり音の高い紫色まで。
そこで音階の歴史をちょっと覗いてみると、
(というのもまあ、世界は光の波でできているので? 光の周波数と音階の周波数が重なることも当たり前なのだろうが、人間がそんなことを見つけたことが気になり)
5000年前にピタゴラスが既に数学を用いて音階を考えた。
その頃波長や周波数のことは分かっていなかったろうに、
耳を頼りに和音を梃子に、同間隔の音階を考えたらしい。
ところが(音楽を楽しむために祖先たちは意外なほど苦戦している)
和音が澄んだ音で響かない箇所が出てくるので、
それを修正する方法として平均律という音階が確立された。
バッハの頃だったらしいが。
一方賛美歌を音符で歌うときに、利便性を考えたのだろうが、
ある長い賛美歌の1番2番、、の各出だしの音が順次に上がっていくという歌があり、
その出だしの歌詞の音から、今のドレミファという言い方が生じたという。
意外な事実だ。
一方、7つの音階の場所はそれとは別の言い方をする、それがABCなのである。
日本人がラと呼ぶ場所がA、シがB、ドレミファソがCDEFG 。
*ところが、変な図をインターネットで発見。
光の可視光線の中の、3元色から派生した12色を円環に並べたものだが、それぞれの波長が音のドレミすなわちCDEFGABの波長になるような色相が選ばれている。
赤 紫 青 青緑 黄緑 卵 柿 は白鍵のみ。CDEFGABの音波にイコール
黒鍵の5つの音の色は
赤紫 青紫 緑 黄 橙 C# D# F# G# A#の音波にイコール
これで辻褄が合っていれば宇宙法則としては結構なことだが、
じっと見つめていた錐子オババ、思わずハア!?と叫んだ。
これではあまりに辻褄が合わない。
ドC赤/レD紫 並んでる??
赤と紫が隣同士??既にここが大きな矛盾だ。
虹では端と端にあった赤と紫が隣り合っており、ミEから先は順番に音が低くなる。
しかし、鍵盤の音は順次に高くなっていくのに。逆並びじゃない??
この矛盾でもう十分だったのに、無謀にも、虹の7色の音はどんなメロディになるのかと興味が湧いた。誰が決めたのか、虹の色は:
赤 橙 黄 緑 青 青紫 紫 であり円環を左回りに並んでいる。
ドC ラA# ソG# ファF# ミE レD# レD
ドシラソと音は下がっていく、波長は逆に短く、つまり高音になっていくのに。
これでは全く当てにならない、訳わからない。
そこでさらに図を描くことを企てた。
虹の7色、7音を正しい高低で順序正しく表そうと。
鍵盤を80個ほど描いた。黒鍵も必要だ。
ピアノの最も左、最も低い箇所のドCに赤の印を書き込む 白鍵
その次の高い音は橙色でその場所はラA# 黒鍵
その次のより高い音は右隣の2つ目のオクターブの中の黄色 場所はソG# 黒鍵
3つ目のオクターブの中のファF# 色は緑だ 黒鍵
4つ目のオクターブの中のミE青、どんどん右へ高い音へと移らざるを得ない。白鍵
5つ目のオクターブの中のレD# 青紫 黒鍵
最後に6つ目のオクターブのレD ついに最高音の紫色 白鍵
これをドレスデンの友人にピアノで弾いてもらった。
ぽん、ぽん、ポンと極端に高くなっていく、変な音のつながり。
ド ラ# ↑ソ# ↑ファ# ↑ミ ↑レ# ↑レ
(↑=右隣のオクターブでという意味)
とりあえずこれが虹の音というわけだ。
映画ETだったか、宇宙人のメロディがあったが、それに比べるとこれは美しくもない。変なだけで意味がない。
友人は、あなた一体何がしたいの、と迷惑そうであった。
それにしてもどうも納得がいかない。錐子オババの知識では遠く及ばないのだけれどなんとか理解したいこの謎 オババなりに。
例えば、ゼンマイを縦長にした形、螺旋というか
その最下段に赤と橙を、次の上段に橙の少し手前に黄、三段目に黄の少し手前に緑、四段目に緑の少し手前に青、五段目に青の少し手前に青紫、六段目に青紫の少し手前に紫
と印をつけると想像してみるが、それが何を意味できるかは依然として謎。
暇人錐子オババ 、不善をなす、である。
==付け足し:
その他、遊びの一環としてMac上で:
体重推移リスト、コアトレーニングリスト、ブログなどアップリスト、家計簿 血圧睡眠リストなど。
一日の行動カレンダー 食事内容リスト付。
そうか、今分かったが、この自己満足的記録のエネルギーを有効活用すべきかな。
今回は、これら以外にも、小さなことで備忘録に残したいことがあれこれあるのだけれど、
思い出しては瞬時に忘れていく。
まるで物質と反物質が or プラスマイナスの念が、
対消滅しては、
その際にプリンと光を発生させていくのに似て、なあんて。
*********
0202 時そうそう夢果つるとも信念の一筋の業 同志にであふ
0206 妣たちの美(は)しき形見の布切れと 共に異郷の朝夕過ごす
珈琲とシリアル サラダ茹で卵 冬の雨粒窓にびつしり
冬時雨つとやみたれど窓外に 風なく鳥も人も時もなし
......
何とか辻褄を合わせようと、、ますますこんがらかった
2021-02-18
あ、タイトル?! 全くそこまで考えが及んでいないっ!
75歳半になると
ホントもう次の瞬間、何が起こるがわからないよ!
*頭の混乱の事例。いつもはここまでのことは起こらなかった、これまでは。
充分に眠って、起きるや、寝室、キッチンと鎧戸をあけ、階段室にある空気抜きの小窓を開け、キッチンに戻り調理台でシリアルを茶碗にカラカラと入れた。冷蔵庫からドアに立ててある牛乳パックを出した。
ふと前日カラになった牛乳パックを洗って、いつものように上部を切り離し生ゴミの一時保管容器に作り替えた、そのイメージが浮かぶ。
それはなかなかいいイメージだったので、その線で行動を進め、
冷蔵庫から寝かせてあった新しい牛乳パックを取り出した。
(少し異様な感じはした)
それを揺すって中味を動かしながら、流しでなくテーブルへ持っていき蓋を回して開ける。新品なのでもう一つ内蓋があるのをプルバックした時、力の向きが正しくなかったらしく弾みでミルクが噴きこぼれた。やれやれ、と思いつつペーパーで被害のあった辺りを拭く。
そしてやっと調理台へ向き直り、シリアルの入った茶碗に牛乳を注ごうと意図した。
と!すでに牛乳パックがそこにあった。カラだろうと思ったが、かなり重たい。手元のは満杯だ。
全く記憶がなかったので驚いたし、2本もパックがそこにあるのがわけがわからなかった。全く理解できなかった。今でも推測しかできない。
もし誰かがあたしのこんな動きを見ていたら、オイオイ何してると咎めたことだろう。
脳神経の働きの新しい知見によると、
人間が自分の意思、意図で行動する時、すでにその以前に脳の中で発火なのか活性なのか、始まっている。その情報が発生し命令され四肢に伝えられている、それで我々は例えば飲もうと思って飲むのである。
意図を意識しないでいきなり行動する、それが錐子オババに起こったようにも見える。
*この出来事、というか話は錐子オババの最近混戦激しい頭の中の、とりあえず路線1としておこう。テーマは「ありのままで完全」という過ごし方。
具体的には、失敗談、無理な実験、試行、観察、興味に夢中、
最近ではこんな行為:
0209
マイナス5度の大気に浮かぶ満月を見た。昼間の満月、、?
それはないでしょ、
雲がかかっていたため太陽をまともに愛おしむことができた、その丸さと蛍光灯のような明るさを。
流れる雲の彼方に、雲に飾られて、普通の自然現象なのに、まるで奇跡のように美しく不思議でかつ愛おしかった。月とほぼ同じ大きさに見える何たる面白さ。
0211
書くことが描くことが想うことが祈ることが歌うことが大好きで、チョコレートが美味しくて一人が自由で、日の沈む時刻になっても青空が素敵、薔薇色の雲浮かぶ、氷点下の大気の清々しさ、耳に両耳に、マリンバとエレクトーンのニューミュージックの繰り返しの単調にしてアイデア尽きず。
高校時代の友人に連絡する、という衝動を与えられた。それに従う。彼女は老人ホームを経営している、ここに一緒に住もうと言ってくれてる。我々の思い出のキーポイントは「金髪のジェニー」という歌である。はるか昔、春の日の花と輝く〜♫
0212
青空が実に深い。ブランチの後、月の満ち欠けを図示しようと思い立ち、即描いてみる。が、何度挑戦しても難しい。調べなくては。
その他、日独の数字の並びの研究、10milliarden euroとは、1兆円かな。合ってるみたい。
0214
新しいワクワクするような小説のテーマを思いついた。
ドラマルシファーの影響によるアイデア「カインの物語」次に「母神の物語」さらに「アダムとイヴの堕落とルシファー」
単に神話ではなく人類進化の基礎的問題だ、知恵の木の実と原罪の哲学を面白く!
0215
謀らずも見せられた、いきなりレッシュ教授のサイトが現れ、さあどこを見ますか、とばかりビデオを提供している。
「そうねえ、月と地球の関係に行きましょうか、難しいんですよね、特にあたしの如き3次元図の想像力不足人間には」
出てきたのは、立派な顔をしたオーストリア訛りの老先生であった。それだけでもう愉快だ。
それぞれに自転公転している三つの物体を考察するための、考え方や図形を見せてくれた。
月は表面の60%が地球から見えるそうだ、半分ではなく。それは月の公転軌道が遠い短いのある楕円になっているからである!
夕日が大きく見えるのは、視界の近くに山や家などの比較物があるせいだとずっと言われてきたがそうではないとか。ではどうして、というと、実は理解できなかった。とりあえず新知識としてわかったのは、地球上のどこから月を見るかの違いは結構大きい、赤道上とドイツのある緯度付近では月までの距離の差が重要だ、と。
だから、どうなの?という疑問の答えは理解し損なった。💦
ところで
(ありのままで良い)と(ありのままで完全)とは大きな違いがある。
共通しているのは全てを受容する態度であろうけれど、世界が完全でなければそのままを受容することは難しい、諦めるほかない。
これに納得できない時は、もちろん人間の努力と協力で民主主義を完成させるか、そんなもの差別される者が救われないと反抗して何か絶対的な権威にすがるか、となる。
あるいは、人間心理の聖霊的マジックを信仰して、不幸を幸といいふくめ世界の見方をひっくり返す、ないしは「実相世界的には文字通り完全であるが、この不完全な幻像世界もやがては、あるいはすでに今、神の愛とロジックにより完全である他はない」と、うそぶくか。ちょうど錐子オババが最近そうしているように。
上記路線1的な生活から自ずと生まれてくるのが、派生してくるのが、
*路線2 人間がなすべきことを肝に銘じる、この幻像世界を協力と努力でより価値あるものに正していくという思いだ。しかしその方法が問題だ、わかっているならとっくに果たしていただろう。
「神との対話」という本で問われている、「自分が(無償の)愛だったらどうする?」
この意味がやっとわかった、この時の愛とは相手の魂の向上を願う心である。
この世界では違う愛に囚われている、それも大きな摂理の現れではあるが。
ここでは死があり、再生が必要で、そのために生殖があり、そのために愛着がある。そのために快楽がある。
堕落、つまり限定的な生命、そうなってしまった人類は毛皮も巣も牙も持たない、羽もエラもない、よるべなき存在である、それゆえにお互いに資源を求めて、果てしなく闘う、人口を増やす知恵はありそれが足かせにもなる、不安と憎悪、家族愛に引き裂かれている。
しかし協力も共感もできる。理解と平和と博愛を実現させる要素は持っている。
欠けているのは、問題を解決できるという確信、
確信を得ることのできる信仰、
世界の仕組み的に正反対の要素は対消滅し、後には光が残ること、
そのことの意味を知る必要がある。
聖霊的な思考方法がまだ残されている。従来の宗教の思考では解決できないどころか悪化に加担していたけれども。
特に今典型的に、アメリカで起こっている対立には、和解と理解を平静に考える機会が与えられている。あれこれほじくり返さずに、人類の平和の希求に素直に、エデンの園のように従えばいいのに。そう錐子オババは夢想するのであった。
*こうして路線3へと導かれる。
大存在を定義し、直に話をつける。その真正の光と愛とを借りて、自分の浄化、特に集団意識の浄化、全世界の時空を超えた浄化により 「負の想念を対消滅させて新たに光を発生させる」それが世界の仕組みである。
この幻像世界は人類の意識が各自作ったものなので、ここの改善は我々の仕事である。
もちろん恵はふんだんに与えられているが、それに気づかねばならない。
そのために異常なほどにたくさんのいわゆるライトワーカーなる存在が増えてきている。
錐子オババは、そこの方法には無知であるが自分なりにやり方を決めて、負の想念浄化をわが使命と自認している。これによって、彼女の長きにわたる罪悪感がその役割を終えた。
*最後に、ごく個人的な路線4に入っていく。
0218
朝早く棒術の稽古に出て行こうとする錐子オババに、JBが「稽古に行くのかい、それとも言い訳かい」と馬鹿なことを尋ねた。オババは叱りつけた。「ふざけたことを言うんじゃない!」
それだけで全く気分は平静、平気でさらに準備を進める。
「薬飲んだ?」とJBが言う。
「あ、まだだった、これはプラスだね、よしよし」
70年も生きていると色々なことがある。
JBと結婚した時から、あたしゃ罪悪感でいっぱい、いわゆる自己否定もいいとこだった、子供を捨ててきたのだもの。外国という環境もあるのでますます閉じこもった人間になった。JBはどうしたいいかわからず怒り始めたのがモラハラへの道だった。それから息子が自死してしまい、あたしはもっと大きな罪悪感を持つようになり、モラハラ が常態化した。
同時に介護が始まった。次第にいわゆる共依存になったようだ。世界中の知り合いが捨てるようにと忠告したがそれができなかった。
ドイツに移住してのち、JBが2度の狂気の発作を起こした。その頃あたしはもう神の定義と使命を確認していたので、不幸を幸といいくるめ、禍を福とした、もちろん恵によってそうできたのだ。今は普通に、あるいはあたしの好きなように生活できている。昔のことを、今更に説明したり話し合ったりする。
==また路線1に戻り、素敵な?話を最後に。
でっかい倉庫のような暗いところで、いきなりいかにも学生さんという感じの青年が大きな鞄を下げて現れた、マジシャンのようにテープルに鞄を置いて、鍵を外す。「さあここに宇宙の全てを詰めて持ってきました、今からお見せしましょう」
推測10センチ計の白い小箱を10個ほど取り出しテーブルに積み重ねた。
「これはほら、中は星たちですよ」と見せると、確かにキラキラ光小さな恒星がビッシリ詰め込まれている!!
「これらは」と次に取り出したのは少し色の付いた同じ大きさの箱、数個、
「これは恒星以外の物質の原子たち、集めたもの、惑星とかも」
「そしてこの大きな瓶の中味は最近の話題、ニュートリノです、ちょっと牛乳瓶みたいですが」
「それから」と赤いゴミ袋を取り出すとそれが膨れ出した、かなりの大きさと数が出てくるのを
「これは星間ガスです、ここから星たちが生まれる」
「これで銀河を作りましょう、混ぜて渦巻きになりました、マンホールくらいの大きさに。忘れないように回転させておきましょう、我々のミルク銀河です」
「近くの銀河、アンドロメダを作りましょう、でもかなり離れないとね」と道具を持って離れて行く。
「あ、もうこの倉庫の端っこです。この調子で宇宙全部を収納可能な倉庫なんて無理ですけどね」
というと、倉庫が見るまにとてつもなく拡大する。
網の目のような構造の大銀河団にまでの姿を見せ、それをまた縮めて見せる、
「ある時期まで、ビッグバンから広がってはまた重力のために縮みまたビッグバン、と考えられていましたけどね、でも星の光がどんどん赤くなって行くので、これはまずい宇宙は広がって行くのが止まらないんだとわかった。そうそう、でもね、暗黒物質があるらしく」と黒い袋を無限に取り出す、これがないと銀河もできないんですと呟く、
「でもね、暗黒エネルギーという全くわけわからない力が存在しててそれが宇宙を広げてるんです」とまた無数に袋を取り出した。
「考えて考えて、計算して計算して、弦理論やら、異なる物理の働く並行宇宙とか、メンブランとか、」
ここで画面にはやたらと図形、不定形、お豆腐のような平たい中に銀河が光ったのとか、説明抜きで繰り出された。
錐子オババの目から涙が迸った。
「神さん、毎日お話して親しくなったのに、あなたはこんなにも不可知で遠くはるかなのですか」
心が震えた、余りの違い、余りの距離、どうしてもたどり着けないその存在、感動すると同時に、オババの孤独な心は悲しみを感じた。手を伸ばしても伸ばしても人類の天才たちの理解をも超えている。
「ま、いいです。この幻像の世界からそちらへ帰ってきたらわかるず、だって神さんとあたしは同じ一つの聖霊ですものね」と、感傷から遠ざかるが、そこのところは短歌にしておこうと思っている。
******
0208 寝むとしルーティン五つこなしたり 灯りを消すも眼鏡のままに
シューベルト流してくるるラヂヲ良し 耳も頭も聞きたからうと
メロディと響きは得たり色かたち 林にリボン流れ葉擦れす
0209 冬真昼 雲井に浮かぶ満月の日輪なるを懐かしと凝る
0211 氷点下の大気を透り光さす 愛と真理のマジック使はむ
常しへの命なりせば物の身の 期限となれど失ふもなし
0215 極楽の仕事一つを為すわれに 給はる智慧に驚く日々と
オカリナを落とせし時の絶望の響き 今なほもろ手悲しむ
胸つまる宇宙存在の謎の謎 「不可知のあなた」遥けく悲し
...........
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