第3章 2020令和二年 勃発 その7 冬至の修行
オババ曰く、これからは小春日和の終活暮らしになるはず
2020-11-15 報告
11月2日月曜日 早速本論へ:
10月末のJB退院後、それまでのモンスター的野獣的睨み合いの態度を改め、「新生活」となり、なんとか双方気を遣っていたのは確かだ、結構気楽に気分のままに。無駄に40年近く同棲していたわけじゃないらしい。
いつ彼がマイナス点を取るか、その懸念は抱いていた錐子オババである。信頼と尊敬、そのふだを彼の丸まった背にいつも貼り付けているような気分である。
早朝、6時にトイレに起きた時、下からテレビが聞こえた。
もう昼夜逆転に戻ったのか!と失望と怒りと落胆と絶望に襲われた、かなり激しかった。
単に逆転では済まない、ここからグズグズと不規則な薬食事利尿剤、引きこもり、激太り浮腫動悸の下り坂が続くのだ、それで本当にくたばるならまだいい、健保を無駄に使い、あたしを無駄に働かせ自分はますます重病人の顔で!
錐子オババ
「テレビがうるさい、もう寝たら」と普通らしく声をかけてベッドに戻ったが、
たまらず、やおら起き上がりトイレにいるJBに迫った。
とおもう 夢ではなかったと思う
続けて怒鳴った。
「あたしの信頼と尊敬を失望させないで、新生活を破綻させないで、少なくとも孫にとって誇らしいおじいちゃん、息子にとって誇らしい父であってくれ!」
JBの言い訳は通常パソコン仕事か利尿剤だ。何か言うのに耳なんか貸さない。
またベッドに横たわると、苦しさとどうしてくれよう、と言う悔しさと未来への不安がせきあげる。コロナではあり逃げ出すことも追い出すこともできないが、このままの気持ちで食事を与えたりしたくなかった。
たまらない気持ちの悪さだった、錐子オババの方が結局彼より醜いさまを晒していた。がーーーー
ふと、この状況をも「信頼と尊敬」で乗り切る対象にしたらどうだ、と言う思いが浮かんだ。言葉ではない。
一筋の希望だった、神さんお願いしますよと呟いた。
そして眠ったのだろう。
錐子オババが次に見たシーン;
大阪の家に母もいて、その他JBも息子もいたようだった。そこであたしは声の限りに怒鳴った、新しく授かった命とあたしの精一杯の申し出を無碍にして1週間も持たない、云々、と。しかし頭が詰まったようで自分の声がよく聞こえなかった。
その次のシーン;
それから引っ越しするかのように、タクシーである家についた、新築だ。そこが目的と見えて、荷物を下ろすのだったが、その時運転手だったか、その人物の心配りが優しかった。
年寄り扱いしてくれ手伝う気が伝わった。彼が歩き出した時、楽しげに笑った、その顔が白人で美しく、若いと思ったのに目尻に少し皺が寄ったのだが、それも好もしかった、ほとんど子供のような若者だった、あたしに親切で助けてくれるのだ。
心が広がり安心感で満たされた。
残念ながら、嬉しさのあまり目が覚めてしまった。
誰だったのだろう、あの若者は?
しばしして、天使だ、とわかった。顔も衣服も白かった。
彼がきっといつも助けてくれる、あたしの心が壊れそうなときは彼に助けを求めることができる。
錐子オババは、醜さを押し除けた、JBに対して、おおらかな、気にしない何とかできる、と言う太っ腹な気持ちに変わった。実際に、もう憤怒も失望もなかった。キッチンから食事を告げた。
食事では、行儀が悪くものをこぼし、ウサギじゃない、とサラダを子供のように放り投げた、憎しみと軽蔑が湧いた。こいつは本当に箸にも棒にもかからぬ奴だったのか。これがあの利発で思いやりある子の父親か。
「作り置きの料理するから玉ねぎをむいて切って」と言うと素直に従って長く仕事した。
それでこの件もプラスマイナスゼロになった。
煙のように無視すればいいのだ。
11月3日火曜日
これまでの彼はもう終わった人だ、こちらとしてはいかに新しい時代に明るさを保って対応していけるかそのスキルの問題か、あたしの道の邪魔はさせずに。
11月4日水曜日
あたしがマネジメントするこの世界 あたしがキングだ。この耳がこの世の音を聞かないなら聖霊の言葉を聞かせて下さい
11月9日月曜日
小さなことで喜んでいる、という暮らし:
その中で明らかに小さなラッキーであったのは、8日日曜日の夜に、マインツのギタリストオリヴァーからメールがあって、錐子オババの年寄りの冷や水、棒術稽古のための棒がついに完成したと言ってきた、取りに来てくださいと。貧しい音楽家が余技で棒を製作しているのである。
オババ曰く:おう、行きますとも!
翌日月曜日は、3ヶ月前からもらっていたJBのマインツ大学病院の診察予約日だった。
錐子オババは最近の癖で、小さなことにもケラケラ笑いながら、笑いの先手をとって、という感じでJBに告げた。
(これを書きながらさっき、JBが下からチョコレートと叫んでいるので、あたしは糖尿のくせにめんどくさい奴じゃと思いながら階段を半分降りて、下で待っている彼の方に差し出した、その長い腕を伸ばせ、とばかりに。JBはちょっとイライラを見せていたが、あたしが楽しそうにこの受け取りをケラケラ笑い飛ばしたことにより雰囲気がコロッと変わった。笑いと楽しさは鶏と卵みたいだった。あたしは負けたように見えるが本当はこの場を制したのである)
マインツまではタクシーの往復である。十ユーロは自腹だが残りは健保が効く。
いつも頼んでいる運転手には、この町に初めて着いたときに乗せてもらい、その後偶然に錐子オババの遺失物騒動を解決してもらい、その妻も運転手で人助けが趣味みたいな、いわばお抱え夫婦タクシーなのである。
夫はイラン人(トルコ人だと思っていたら)妻はルーマニア人だ。この時も、オリヴァーのマンションが駐車絶対禁止のややこしいところにあったのだが、彼がその入り口を見つけてくれた。
病人用の階段のない借家を教えてくれたり、上手に電話を使って世渡り下手のJB と錐子が引っかかっている用事を解決する手助けをしてくれる。もちろんJBがチップを弾む。
11月11日水曜日:
後戻りしないで、普通に笑って暮らせるだけで満足なのに、最高に幸せな人生を願うのが世の流行らしい。
錐子オババ、歯医者でドイツ式クリーニングに挑戦(そもそもは顎がうまく開かないのと、朝口内が苦いことで訪れたんだけど)することになり、
目の前の壁には大きなカエルの王子様の図、
天井にはミケランジェロの天国図のある、思いやりある診察台で、
ちょっと最高の人生というのを想像してみたら、ワクワクとニヤニヤに襲われ、口は開けていたから一応支障はなかったものの、笑いの口になりそうなのを我慢していて、それがまたおかしかった。
中年の優しげな女医さんが受付にいたのは、終わったのがもう12時すぎているので事務の女性が帰ったせいらしい、5千円ほど自費払いかと覚悟して百ユーロ札を持っていたが、彼女は全く支払いは顧慮せず、あたしの歯のもう20年ものの詰め物が金属なので、そのせいで苦味を感じるのだろうと説明して、口を濯ぐ薬をタダで手渡した。
そんなことでもすっかり気分を良くして、霧のまだ流れる外に出た。
そうだ、とふと優しい気持ちになって、糖尿病のJB好物のナディアの手作りケーキを買おうと思った。すぐ目の前でもあり、気軽に機嫌よく。
ナディアのカフェには第2波コロナ禍ロックダウンのため、ウクライナ人ナディアの家族のみがいた、全て問題なくケーキを購い、五ユーロに小銭を余分に足した。
ナディアが目の周りが黒ずみ、早く消えてというような顔だったので、さっさと消えた、彼女の夫にも軽く手を振って。
それから、一度帰宅し、何の問題もなく、時間になるとスーパーに歩いて行き、3時に迎えに来るヘルパーと落ち合うために買い物を済ませようとしていた。
大型のカートにかなり買ったので長さ2メートル以上に並んだものを、レジ通過後またカートに放り込む。数人後ろに並んでいた。
71ユーロ、だというのでバッグから財布にしている茶色のメモ帳を出そうとした。
ない!!!
カードもそこに入れていたので、一銭もない。
信じられない。歯医者では支払わなかった、ということのみ頭にあった。
「財布が見つかりません、取りに帰ります」と夢中で口走っていた。
幸い、優しい女性が担当していたし、常連客でもあるので、許された。
なんという醜態、と思ったが幸い車で迎えにきてくれる人がいる。
マスクを外して外気に触れた時、あるいはカフェに忘れたかと思いつく。
ヘルパーのヴァイグラー夫人(元来は既婚夫人の敬称であるが最近はミスに相当する言葉は使わず一般的にフラウとつけるようだ)、50歳くらいのピンク色の人、ポジティブ思考だと思っていたら意外ににも最近流行っている陰謀論に与し、コロナは社会上層部の策略だと思っている。一月前からシャモを育てているが卵を産まないらしい、施設から猫を引き取ったら家中に尿をされてまた返したとか、ついてないようだ。
すぐにカフェまで行ってもらったが、もう誰もいない、そしてケーキのケースの上に一目で明らかな茶色のメモ帳が置いてある。やはり忘れたのだ、ここに。
さらに大声で呼ばうとナディアの嫁がいた。
お互い外国人なのでドイツ語でどこまで通じたかわからないけれどともかく説明して、意気揚々とヴァイグラー夫人に報告。
スーパーに走り込み、さあ、支払おうとしたところ、20ユーロ札しかないのであった。
百ユーロ札は消えていた。
カードはそのままだったのでそれで支払う。
これで嘆いたり怒ったりしている場合ではなく、ヘルパーの2時間を有効に使わねばならない。彼女は「それで済んでよかったかも、もっとひどいことになってたかも」と相変わらずポジティブであった。
帰っても笑い話ですんだ、何も恐れてはいなかった、JBはかなり扱い易くなっている。
こんなあんなの笑い話が続く、かも? はず?!
最後に;
錐子オババの瞑想時の聖霊の存在様式が大きく変化した。
聖霊ないしは神様を、求めたり呼び掛けたりするまでもない、だってね、
「全体」なる存在なので、あたしの中に、周囲に、宇宙にどっこでも詰まってるのよ、それが、ね。物質同士は侵入できない、電子で弾かれているからね。でもその他の部分は大気も含め、ブラウン運動してるのかな、それでもプラスマイナス衝突と消滅を永遠に繰り返しているんでしょ、おたくたち? プラスの念を送ればマイナスの念を消滅させるんでしょ? そんな感じだと当座決めますよ
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断崖のまれなる花を摘まむとす 白き青年手伝ひ呉れぬ
けふみたき濃霧の朝の旅人は夢かとみるめり 晴るれば絶壁
この白き霧にいだかれ我が影のゆらめく舞台 コメディ演ず
谷覆ふ霧にひたされ瞑目す ヒッグス粒子ひしめく心奥
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錐子オババ 頭を酷使する 代わりに胸痛と低血圧
2020-11-19 報告
前回の末尾で、つい大声で(大文字で)馴れ馴れしく無尽存在(大聖霊)にドナってしまった、どうもいまだにドナらないと聞こえないような気がしているらしい。
大聖霊を身近に見つけてからすでに5日ほど経っているのに。
(0定義)
「どこかとんでもない修行の果てに青い炎として大聖霊を見つけた、それは達人でも非常に難しい」というのが常識なのに、単純な理屈としてそこら中に満ち満ちているはず、そうでなければ名称に矛盾があると、いきなりドン!とあたしに思いが降ってきてから。
20201115日曜日
(0 定義 - A隠身)
聖霊はこの世界全体である、他に何もない唯一存在
202017火曜日
(0定義 - A隠身 - A’鏡像/実相)
瞑目する、当たり中が聖霊である
つまり言い換えるとここ、聖霊の鏡像である完璧の実相世界にポンと飛び込んだのである なんと嬉しい
(0定義 - A隠身 - A’鏡像/実相 - マイナス光線)
不穏な兆しや不安は、人間意識から生じるものとして機構の仕組みと不可分である。
しかしこれを人間の努力で、そして結局は神の法則により見事に解決し消滅させる。
その技やいかにとワクワク楽しむ そして納得する
それがおそらくそもそものプラスマイナスの波の意味であったろう。
20201118水曜日
散歩:
この公園は脳と意識の展開してみせる幻像世界であり、
そこでは地球という形をしていて宇宙という物理的・非存在?空間を現出している。
つまりそんな風に見えるのだが。
もう一度最初から:
(0定義 - A隠身 - A’鏡像 )
全てが聖霊であってそれが錐子オババの目にはこんな風に映る。
(A’実相世界 - B幻像世界 (物質と光線との感応が基本法則)- C幻像の鏡像)
お日様に誘われたように出かけるとまさに100%あたしの世界であった。
川面に輝く日輪、二つ目だ、
はらりはらりと散る大小の枯葉、
水面に写る黄葉の鏡像、
ラファエラ(太極拳棒術師範、あたしの稀の外出時にはきっと出会う)以外は誰もいなかった。そこで自分の影と太極拳の稽古に汗を流した。
20201119 木曜日
(A’実相世界 - B幻像世界 (+ーの波動)-C幻像の鏡像 - D人間意識 - E心理/潜在 - F擦り込み)
ところで今日は母の手作りの毛糸の帽子をなくした、
どんな解釈がありうるかと尋ねたところ
「気にするな、それは母親がそなたの子育てを間違ったところを象徴しているので、それを失ったと言う事は
そなたがもうそれを克服したと言うことだ」と浮かんだ。
(D人間意識 - E心理/潜在 - F思い込み - F’解除)
つまり子育てにおける、母自身に刷り込まれた間違いが
あたしを引っ込み思案なもじもじした人間に作ったと言う、
あたし固有の宝を使わないでもったいないと言う事
(D人間意識 - E心理/潜在 - F擦り込み - F’解除 - G自由恩寵至福)
瞑想の時にこうして小さな悟りを自分に関して得る事は、
それが他の人に以心伝心で(人間の言葉で言うと)伝わり
役立つと言うことでもある、
この瞑想とも言えない、あたしの思考の結果とも言えない、
自力でたどり着いたとは全く言えないにしても、それこそ幻像であるにしろ、
こうして次々と開かれて与えられていく素晴らしさ❗️全く驚かされる。
虚なる心よりふつふつと
2020-11-26 報告
特に考えることもないので。。。。
11月21日土曜日
ブランチの窓から愛でていたリスの樹がすでに枝を伸ばすだけになり、
その右には、見事な三角形のモミの樹、常葉(とこは)の深緑が真っ直ぐに立つ。
去年の如くてっぺんに新しい一本が20センチ余りも伸びてきている。
そこに天使や星を飾るのだろう。
その次に手を伸ばしているのは、名も知らぬ銀杏色の桜みたいな黄葉である。
これはうちの敷地のもの。
まだあまり散り初めずに、ビッシリと黄金のかたまりとして威容を誇っている。
春にはまず目立たない透明のような花が咲き、その散る様が豪華だった。
これからゆっくりたっぷりと舞いながら落葉する風景が楽しみだ。
隣の庭にかなり散るのだけれど、それもすでに何十年来の話なのだろう。
ゴミ捨てに出ると、
この二年の間にすっかり背が伸びたシリア人の末の息子が
隣のおじさんに話しかけられていたが、走って大家さん宅をノックしに行った。
それからすぐに、電気鋸の轟音が始まった。
コロナ自粛が再開されてまた家の修理が始まったらしい。
しばらくして窓から覗いてのけぞった。
あのあたしの黄金の樹を伐採していたではないか!!
もう枝が何本か伐られて地面に積んであった。
そのまま、あろうことが幹まで短く切り倒してしまった。
夏はあの木陰でマウンテンドッグのセルマが昼寝し、
あたしも時に太極拳をし、目隠しにもなる便利な木だった。
鬱蒼とした庭の入り口が、さっぱりになったが特別感が失われた。
黄葉のイチョウを思わせる姿、
さあこれからという希望の色は忘れないだろう。
そのあとは、JBがやっとその気になって、一緒に10分余り歩いてリードルというスーパーに出かけた。骨粗しょう症の骨折の痛みのせいで、手押し車を押してゆっくり歩くので倍以上時間がかかる。
モロッコ産の苺2種類にクリスマスのクッキーなど、いつも買わないものを買うのでいつもの2倍の金額になった、がまあ許そう。
帰りはもう難行苦行以外の何物でもない、どちらにとっても。
荷物は手押し車から溢れている、
飲み物が重たいので道が斜めの山道では気をつけないと川の方へずり落ちて行きそうになる。
あたしは重い袋を2つ手に持つ羽目になり大いに難儀だ。
疲れて耳が遠くなった。
橋を渡る時からしかし笑われていた。胴間声だ、おっさんのワハハだ。
笑翡翠ではないか!!?? お笑いハンスだ。
季節的にはいてもおかしくない、何羽かいるようだ、高い樹の上で。
楽しみがきた。1年消息不明だった。
11月23日金曜日
トランプ米大統領が「駄々っ子のようで信じられない」と錐子オババの意見。珍しく確信に満ちている。
さらに心の中で;親あるいは社会が子供を適切にトラウマなく育つようにすればおのずと負の想念は減る、この方法には人間の努力と理性、自由意志の働く場がある。それはトランプさんの育ちに問題ありと思うからだが。
しかし、国民の半分が彼の味方である。
自分の幸せファーストと民族主義は同じ根だよね、と錐子オババの意見。
JBも同じ意見なので、共通の敵がいるので味方同士である。
「どっちも相手が間違っているという立場をとるのはあたしたちの喧嘩と同じだね」
南北戦争を経て、違う価値観を許し合って
民主主義的政府と社会を目指す世界の第一人者を自負していたアメリカ、
しかし結局また極端な分断が露呈してしまった。
これが人間の現場であるらしい。
この解決方法は未だ不明である以上、今、せめてできること、
とオババは10本の指先を合わせる。
大聖霊が大元にあることを頼みにして「お任せ」と祈ろう、
その際に祈る人の心の波長が重要であろう。
無心、自由、おおらか、苦の頭を撫でて、巻き込まれない。
なんら憂さも思いつかず
どこも痛くも痒くもなく、心身洗ってさっぱり感が楽しかったせいか、
錐子オババは古い鏡台の前で、
いきなりさ~く~ら~と歌い出した。
日本文化を広めたいという願望はあるのでその妄想の中で、
母音をはっきりと口の形にしながら。
毎日長くなる白黒髪を梳きながら。
その次は、似たような曲想の越天楽に移った。
いずれも桜の霞の山を称え、春の気配を喜んでいる。
まだ冬にもなっていないが、冬のことは思い煩わずに、もう春への憧れ。
春の弥生の曙に 四方の山辺を見渡せば
花盛りかりかも 白雲のかからぬ峯こそなかりけり
*********
きらきらと日は照り 黄葉ふりしきる川面より差す日の影燦々
空と水いずれにも照る日輪の まなこを射れば数はなほ増ゆ
朝見れば屋根ふかぶかと濡れそぼつ 雨にはあらず濃き霧か靄
全身をあらひたる朝歌ひ出す さくらさくらと日本語の口
口喧嘩始まるやとぞ構ふるも トランプ話夫は持ち出し
わが函に仏、仙人遊びゐて隠身なれど笑ふ声もす
マンションのあればわが部屋明るめり 窓をつたひて日の影飛びくる
あなをかし反射光なる幻像の世に反射光あり へや照らす
黄金を抱へて満を持しゐたる無名の大樹 今朝伐られたり
日本のもみぢ葉ひとつ 懐かしき赤を拾へば命なほあり
*****
オーマイゴッド!
2020-12-07 報告
12月7日
昨夜までは、
錐子オババの日常はここ10日ほどのうちに発生した
背の痛み、
舌を噛んだために発生した痛み、
両腕の神経痛への対処に、やや注意を削がれていたため、
a 私的「大世界の構造定義」の更新が可能となったり、
b 自身の使命が明らかになったり、
c それどころか、オババの人生のトゲであるJBの長髪に関するネガティブな見解が大展開したり、
したことすら、忘れぬうちにと記録するまでに至らなかったのであった。
ところで、それどころではなく!
まだあれから1時間も経っていないと思われる。
(あたしのまるで同志のようなMacの導入ページにどうしたわけか、
いつもになくたくさんの「読むつもりサイトリスト」が並んでいた。
ここ数年のうちに、折々にためておいたものが。
積読のようなもの)
むしろ、なんとかこれらを整理消去する方法はないものかと思いながら、
ずっと下っていった。最も下の段に興味深い言葉があった。
「量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~
東京大学 数物連携宇宙研究機構 主任研究員大栗博司」
何を隠そう! と大見得を切るわけではないが、
数日前から「尊敬する夫JB」とホログラム理論をテレビで見ていた、
多いに議論していたのである。
彼が見つけてきたのだ。
また、その頃あるサイトで、
この理論を背景にしたスピリチュアルな文章も見つかった。
そこへ持ってきて、この意外な情報提供があたしに起こった。
あたしの大好きな大事な科学。
(残念ながら詳細を説明することは不可能なので、このハプニング報告のみ。論文発表は2015年)
(よく聞く話では例えばブラックホールの事象の地平線に、デジタル世界の例えで言うと、1と0の形でイデア的情報が保存されている。物質存在はそれを元に4次元世界に投影された極彩色の影絵である。そんな嘘の様な、錐子オババも信じている話が科学として有用な仮説になりうるらしい)
あたしは、頭を抱えてオーゴッドオーゴッドと呟いた。
それからうちの神界に並んでいる写真に向かって、
ヒロ君、見てた? お父さんお母さん見てた?と感想を尋ねた。
一字一句を舐めるように読んだが(論文そのものではなく説明)肝心なことは理解を超えているけれども、重要さは聞き知っている。
それにしても、この与えられた偶然には開いた口が塞がらない。
やっぱり神さんは親友なんだ。
全生命を幸せにする真理を求めて行く限り、
そして意識世界を浄化していく限り、
いつも味方してくれる。
あたしの信仰とはそれだ。
********
話変わって、
最近の錐子オババの観察物は人生で初めて買った小さな胡蝶蘭である。
2本の花茎は花後にもう切り取って、次にどう動くか見ていた。
美しい緑の葉がいくつか成長してきた。(その下に隠れるように気根のようなものが、日光を避けて伸びてくる。話によると寄生植物なので縋り付くところを探しているらしい。重力に逆らって宙に浮いているさまは気味悪くもある)
しかし、一つだけ外に向かって伸びようとしているその手のものが見つかった。
これぞ花茎であろう!
毎朝ニコニコして見るうちにグングン育つ。
日を避けている連中とは全く違う発育だ。
窓辺からいつものように、外を見る。
全ての木から全ての葉がなくなったので、
1キロほど先の200メートルほどの岩山が大きく迫って見える。
(日本ならすぐに神として崇められることだろう。絶壁である。川から直立しているのだ。験しに神扱いして見ることにした、世間話もする。何しろ話し相手もいないあたしだ)
今朝は、胡蝶蘭を検分しているあたしと一緒に、
岩山の神が窓から覗き込んでくるようなのが面白かった。
そして瞑想のために岩山に向かい、両手の指を合わせていると、思いが湧いた、
(c)==
「私に宝子を下されたように私もまたあなたの宝子でありたいと思います」
宝子であるに違いないのだが、そう確定されることがあたしの究極の願いなので。
(b)==
すると、あたしの宝子たちについても思いが湧いた。
「あの子たちが、あなたの真理法則を解明し、この苦の現世をエデンの園となすための役立つ者として生きることができるよう、見守るのもあたしの使命ですね」
(a)==
自ずと思いは、この物質を含む聖霊の世の定義問題に移って行った。
これまでやや矛盾に悩まされていたその関連図が、修正された。
至高唯一の聖霊存在の形は、例えばオープンな球体である。
その中にある鏡像つまり実相世界は、いわば聖霊のプログラムの精確なホログラムであり、何次元かは知らないが、球体全体に満たされ満たして満ちている、
そこから人類の脳神経細胞で作り上げられる意識的幻像世界(我々の見る世界)も、他に場所があるわけがなく鏡像世界のどこかに、不在の在として位置付けられる。
喩えを使うと、
単純に、この宇宙物質界は神の体であり、その中の人類の脳が生き生きとRPGで遊んでいる。
********
楽しくばそれで生きよと赦さむか 心ほどくる刻なればこそ
犬の仔の口に放り込むサーモンの皮 われらみな仕組み同じに
大晦日午後も遅くに生じたるヒト滅びへと トランプに引かれ
シリア人7人家族が隣人と 老いの篭り居霧流れゆく
睨まれて心頭滅却せむとせどいつまで続く 己にとらはる
助け合ひウィンウィンなる嫗より ポインセチアをもらふ極月
隠り身の見る夢であるこの姿 命のシアター愛の渦とか
窓辺なる庭のささやか 愛でをれば大岩の神われらを覗く
柿喰へば古都ぞ思はる スペインに実りてわれのこころ養ふ
*****
セラピスト ドクターギーホフに吐露する
2020-12-19 報告
12月18日の朝、錐子オババ、
「何時かなあ、そろそろ起きなきゃ」と考えるでもなく思っていたら、
変な呼び鈴が轟き始めた。
玄関の呼び鈴とは違う、スマホか、と飛んでいくと静かに充電中、
とすると固定電話、
薄暗くメガネ無しなので、なんとなくだが、それが点滅しているのがわかった。
ちらと時計を見ると11時!
心の中でまたもや飛び上がる。
よりによってこの寝坊、うとうとしてここまでになるとは。
電話セラピー(コロナのせいで)の予約が11時であった。
果たして誰あろう、ドクターギーホフ(同年齢女性)であった。
頭は半分眠っている。
ハイハイ、ともかく返事はして、窓の鎧戸をガラガラと開け、
ちょっとメガネを、と言って机の上から取り上げる。
錐子オババ、まさにしどろもどろである。
今まで眠っていたことはいくらなんでも隠したい。
あのその、とともかく喋り始め、(世間話はしないので間がもたない)
「め、瞑想中にですね、」
「瞑想してたのですか、電話が来ることはわかってたのでしょう」
「もちろんです、ただ少々やってたのです」
「あ、そう」と彼女は優しい。
とんでもない導入部の割には、寝ぼけまなこと頭で40分ほどとうとうと喋ることができた。喋りながら、昨夜作ったメモの内容のとっぴさに、しかもその突飛の連続に自分で驚いていた。
「瞑想しようとしただけで、すぐにあれこれ思いもしなかった考えが与えられるってのは毎回お話ししてますが。。。」
(錐子オババのハウスドクターが、不思議にもちょっと話を聞いただけですぐに紹介してくれた、つまりセラピーを勧めてくれたのであった。恐らくどこの国にもある人間関係の蹉跌なので、その症状は見る目のある人には一目瞭然であろう)
(以下の前半は前回すでに触れてあるけれど、箇条書きの備忘録。。。)
その1 12・4頃突然、自作の短歌を新たにデジタルでまとめようと思い立った。ネット上に今あるもので別に問題を感じていなかったのに。すぐ捜索にかかった。
現在仕事中である。楽しい。
その2 12・7に遭遇したホログラフィー理論のこと。
その3 自分が長髪の男が結構好みであることがわかった。
その4 窓から見えるライン伯爵岩が、八百万の神という日本人の信仰心の発揮のせいであろうけど、錐子オババの悪戯っ気を刺激して、神格化の対象となったこと。
(楽しみと親しみが増えたどころか、12・13に捻挫友の智子さんが送信してくれた、啄木の初恋の歌の彼女の歌を聞いたところ、
「砂浜の砂に」という出だしからすぐに「岩山の神に」と替え歌が始まったのである。「微笑みささげ、生きとし生けるもの 一つの御手に〜〜」ちょっと舌足らずではあったが、改善をずっと試している。)
その5 錐子オババが「あたしは自慢の「宝子」をもらったので、自分も神の宝子でありたい」などと戯れていた時、突然祖母の使命が降ってきた。
(生物学的に母親の長生きの理由は、子を助けるために孫の守りをすることではある、しかしそれのみならず、その孫を例えば立派な科学者にして真理探究を進化せしめる人材に育てること、また(これは数日後だが)一族のキリストを育て不幸と苦悩の連鎖から多くを救い上げる人材を育てること、そこがポイントだ。人間意識で意味する「育てる」というのではない、正しい祈りの効用を使う)
その6 12・9に二人目のヘルパーが病気とかで、現れた40前後らしい男性ヘルパーがまさに理想の仕事をしてくれ、おまけに日本贔屓でお互いの利害(別に害はないか)が完全一致した。前任の彼女には困っていたので柏手でも打ちたいくらい嬉しい。またもや音楽家である。ヘルマン氏という。
その7 12・10 こんな頭ごなしの言葉と確信:真理法則(=「神」)が存在しないとか、それを信じない、などとは絶対に言えない、それがなければそれがなければ絶対に決して生きてはいない、あるいは生きているようには感じない。
(もし悪魔が真理の光と神の愛とを、全人類に向かって発信したらどんな凄いことになるであろう。
自分のこんな表現の発見に驚いて信じられない気持ちでいるが、誰もこんなことを考えていないみたいなので、それへの反論もないようだ、ふふ)
その8 12・13 錐子オババ、夫のJBの相変わらずの 隙あらばというナルシズムに憤って、30年間もやっぱり嫌だった、我慢するのはもう嫌だといとう気持ちにうっかり取り憑かれ、自分が不愉快極まりなかった。
どうしてやろうと捨てる方法を考えあぐんでいた。
やがて疲れたのか、次第に、そしてついに不意に、最近のファンである俳優のトムエリスへ思いが移動した。その魅力に心が和んで慰められていた、不思議なほどに柔らかい感情になってしまっていた、やはり彼の影響はプラスなのだ、そうだ気持ちが緩み広くなった、許すのでもなくただ無価値、無視の対象、幻に過ぎない。
そのはずだ、と膝を打った、何故って彼はオババの愛息ヒロ君だった!二人はそっくりだった。当たり前だなヒロ君だもの。ありがとありがとうおやすみ
その9 12・15 錐子オババの小さな「地球スマイルプロジェクト」は密かに四人から数千人の間で?日々10分間、地球規模での?瞑想が行われているが、その仕事はこうである:
まず自分を負の想念から浄化する。
死者生者を問わず負の想念は漂って残るので、それが現実化しないよう、すべからく、さっさと消去せねばならない。
その手段は「真理の光と神の愛の放射」それのみ。
後の仕事は人間業ではないのでお任せ、という気楽さ。誰にでもできる。
毎日掃除する。そうだ、我々は秘密の清掃作業員である。
錐子オババは高らかに宣言したのであった、密かに。
見る人もなけれど我が使命なり。
その10 12・16 ラジオをつけると心理学者が話していた。彼女はホロコーストの被害者であるユダヤ人家族のトラウマが次世代にいかに伝わっていくかを実証研究した、最近は祖国から逃げざるを得なかった難民家族のトラウマが伝承されることを懸念している。
錐子オババ、大いに清掃作業員の自覚を高めた。
その11 12・18 ほとんど眠り込もうとして一瞬だけ、バス券を忘れたと分かった夢?に襲われた。気持ちが驚くほど落ち込んだ、驚いて寝返りを打つ。
時々こんな穴ぼこがある。
それを自覚していて、慌てず、こんな不安発作に惑わされるなということ。
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牡丹雪もはらりと混ざる雪時雨 ヘルマン下さり進化するエデン
理不尽は目に余れども 名人のチェロの音(ね)タダで聞ける世よろし
人は夢を迷はず追へと世は励む コロナとダンナなあなあの吾は
ふと消えし画面の数行思ひ出せぬ 頼みのタイムマシンの神技
有田焼きの皿割れたるを集むれば その青き世のなほも際立つ
わが愛づる杣家の緑 おのおのの命のさまに冬至を迎ふ
朝八時岩山に挿す日の光 八時間余のビタミンD得る
マニキュアを取りたる爪に虚を突かる 亡母の手のありうれしと眺む
五十路まで歌は詠まざり 悲しみを鋳型にはめてそれからの生
水晶のクマの仔のもつ赤き杖 たふとき石の光り輝く
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雲と霧と雨の冬至 日々明るくなるのは事実
2020-12-22 報告
先日の記事アップの後も、脳内が混戦しているみたいにあれこれ湧き出てくるので、自分のために整理をつけてみようとして、錐子オババ試しに書き始めてみる。
1219土曜日
*何をするにしても、まずは自分の立ち位置を当面の全世界との中に位置づけないと、言葉を発するのが不確かである。
と、真夜中に(迷惑にも)思いついたので、手探りでスマホにメモする。何しろ100%朝には消えているので。
*「いわゆる神を定義 新命名:見えない動かし手 働いている法則」
そして、人類が今ここにあると認識しているこの宇宙と
それ以外のあるかもしれないもの、
この2つを足したものが錐子オババの研究考察対象である。
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まずは目の前に、物質と法則が働きつつ存在すると脳神経が認識しているわけだが
その仕組みと反応はどうなっているのだろう。存在全体との関係は?
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1、いわば全一存在としての聖霊界(物質をほんの少し含む)のみが存在する。
2、その内膜のような実相世界(ホログラフィー理論でいう2次元のデジタル面、あるいは弦理論でいう最低11次元の輪ゴム?たち)で
3、物質粒子に光が当たると反射光が生じる(そのための物質なのだが、多分)
4、その反射光をキャッチするための組織が一部にあるはずで
5、それが脳神経であり、目に見える(と思っている)幻像世界(不完全)を現出する。
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こんなところ、本日は。
*必要性はわかるけど、なんでこんな風なものが?と人類を悩ませ、芸術の対象でもある恋愛問題。由来を遡っていき、そこからまた人類へ戻ってくるとこんな階段が考えられる。
「神」の本質のうち慈愛〜〜生命体へ流れ込む〜〜世代交代(進化のため?)〜〜性愛と生殖
こういう使い方になっている。目的ではなく効果を狙っての手段である。
*で、この愛の本質の効果かどうか、こんなことが。
従姉妹の聖子ちゃんに、彼女がちょうど困った事態に陥りダウンしていたのを、共感して、「大好きよ」と書いてやったのだが、そう書きながら何故か自分が号泣、変だ。究極にぶつかったという感じがした。
そういえば何回か、同じ仕組みで号泣したことがある。けれど。
1221月曜日 冬至
*明明としたオレンジ色の朝日の写真を見せてもらいながら、オレンジ色の大きな柿と小さなみかんを食べた。
それから、関連なく、これまでのように、目の前の小さな世界で生きている1ミリの羽虫をもう打ち殺そうとするのは、もうやめようと思った。
*人類の幻像的意識による文明に、新しい常識が必要なのかもしれない、どんな可能性があるのか、夢見てみたいものだ。
*目下のところ、例のトランプ大統領。悪口を言うつもりではなく、こんな賛辞。
「トランプさんもう十分にがんばったから、ご両親も認めるでしょう。これからは絶対主義者たちと話をして、世界の本当の平和のためにその強力なエネルギーを注いだらどうでしょう、だってそれがトランプ家の誇りです、子供たちの誇れる父親です!」
皮肉すぎる?
*偶然にぶつかる。
テレビでヨーロッパの最近増えてきた「スピリチュアル」傾向についてまとめあり、
個人的な精霊信仰の自由、と言うことらしい。
続いて右派ナチの行動のまとめもあり。彼らの根本心理は不安である。
1222火曜日
*オカリナでクリスマスソング演奏を思いつき即実行、もっと早く思い付かせて欲しかった! いい音が出た。
*8時半の日の出時刻に起きている、三日目?!
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冬至くる 霧晴れやらず蝋燭を灯して聖夜までの短日
岩山の奥に廃墟の壁のこる 昏き窓よりたれぞ覗くか
追ひ回す羽虫一ミリ 蛮行をやめて清潔巨人とわがならむ
風に似るオカリナの音 捧げようこの窓辺より地球と大気に
わが心今も稚なし 水底の丸き小石の一つを喜ぶ
目覚ましき鳥はいぬかと 裸木の枝の観察怠らぬ冬
大気超え虚空つらぬきいんいんと天がけるお鈴 波動に添ひゆく
風の鳥とブログのネーム名付けしもおもしろ因果 風に吹かれて
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