モンスターバァーーーーーーーーン!
なんやかんやで村から送り出された。まあロインちゃんいるからいいや。
道ひっっっったすら長い。これから城に行くらしいけどクッッッッッッソ遠い。
でも、なんか疲れない。力のステータスが1500000000? くらいあるからかな。
「ねえねえ、ひーちゃんは元の世界に恋人はいたの?」
ロインちゃんが腕を組んできた。
おっ、おっぱいが腕にボヨーーーーン! うわあああああああ!
「おっふ……い、いない、よ」
「そうなんだ」
ロインちゃんがポッとした。マジで?
「じゃあ……」
「ピキィーーーーーーーー!」
いいところでスライム的なのが出た。
「きゃっ!」
ロインちゃんがちょっとだけ驚く。
「ピキィーーーーーーーー!」
「えい」
俺の攻撃!
ドーーーーーーーン!!!!!!!!!
「ピキンヌ」
スライム爆散!
「余裕余裕」
「あっ……」
ロインちゃんが俺の背後を指差す。
「えっ?」
「グォアアアアアアアアアアア!!!」
またでっかいモンスター! でももう怖くないぞ!
「オラァ!」
俺はモンスターに向かって走る!
「ガアアアアアア!」
モンスターが口を大きく開けてビームみたいなのをバァーーーーーン!!!
「あぶねっ!」
ギリギリで避ける!
「ガアッ!」
モンスターまたバァーーーーーン!
「うおっ!」
近づけねえ!
「ガアアアアアッ! ガッ!」
バァーーーーーン!
「クソッ!」
バァーーーーーン!
「どうする……」
バァーーーーーン!
「わかった!」
俺、地面にドーーーーーーーン!
地面パカーーーーーーーー!
「グゴア⁉」
「今だ!」
モンスターに向かって走る! すごい! 息が切れない! これが力のステータスチート!
「ガァア……」
「遅い!」
ドーーーーーーーン!!!!!!!!!
「ガオンヌ」
モンスター爆散! 俺勝利!
「ひーちゃん、すごい!」
ロインちゃんが俺に駆け寄る。
「へへ……」
「フッ……」
後ろからムカつく笑い声が聞こえてきた。
「誰だ?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます