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目次
全て満月のせいにして
もう満月のせいだ
責任転嫁だ
同じことばかりぐるぐる
ねえいつもこんなことは
理性の向こう側で
抑えつけていたでしょう？
それなのに それなのにさ
ふわふわ漂うような思考で
気だるさを紛らわして
オンモードの集中を全部削ぐ
君の存在がチラつく
見えないものまで見たくなる
妄想が暴走しても
何食わぬ顔してスマイル
って無理だもう
仕切り直したいや
満月のせいだ
振り向けばいいのに
意気地無し それもあたし
あれもこれもだ
君のことばかりぐるぐる
止まらない
止められないから
綴ってやろうあれもこれも
ねえいつもこんなときを
どうやり過ごしていたか
分からなくなってしまった
ああなんて なんてことだ
世界が何か特別な空気にでも
包み込まれたみたいだ
何気なく躱していたはずの
君がずっとチラつく
躊躇いの壁が少し消える
こんなときくらいじゃなきゃ
積極的になんかなれない
ミラクルパワー借りないと
動けない それもあたし
止まらないなら
綴ってやろう何もかも
ああ普段当たり前のように
享受してる愛しみ並べる
耳に残る低い声に
衣擦れの音すら今はしんどい
意外に大きな手とか
挙げたら止まらない癖だって
些細なことの何もかもが
この心に刺さって離れない
もうなんてことなんだ！
想いの深さがいっそ誇らしい
あたしらしい
飽きることない謎を紐解いて
綴ってやろうこのまま
夜明けまで
満月が眠るまで
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