イチゴミルク

未熟者故のほろ苦さを紛らわせたい

そのために押し込んだイチゴミルクに胃がもたれそう

自意識過剰が暴発して止められない

さあクールダウンだ

イチゴミルクスタンバイ


飄々とした顔で言い放った

「イチゴミルクが好き」ギャップ萌え

会わないタイミングでこっそり買って

君の思考回路知りたい

飄々とした声を独り占めして

「×××が好き」言わせたい

水面下の戦いは今日もほろ苦さに勝てない



未熟者故の高熱を紛らわせたい

そのために投入したイチゴミルクに胃が震えそう

残像が常に頭にちらついて離れない

さあクールダウンだ

イチゴミルクスタンバイ


飄々とした顔がマジになる、けど

withイチゴミルク ギャップ萌え

白とピンクのストライプを見ると

あの日の熱がリフレイン

飄々とした声をシャワーのように

四六時中浴びたい

表舞台の戦いは今日も熱に浮かされ乾杯



飄々とした顔が至近距離で

イチゴミルクの香を纏う

永遠のような一瞬が

頭を一面のピンクに浸す

飄々とした声が指が

髪を心を解かして

二人だけの戦いは今日も甘さを振り切って

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る