「無色の暴君の駒を取り損ねましたか。」

「まぁ、彼女は保険程度の存在ですから、それよりも王女の件どうなっていますか？」

「安心を。心霊祭出場者にスパイを送りましたので。」

「勝てるのか？」

「ご安心を実力者そして魔力譲渡もしてあります。」

「フフフ、それなら安心だな。」

彼らがいう無色の暴君とは誰なのだろう。

そして本当の暴君はなにもわからぬまま時は進んでいく。

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