最恐の少年は学園では劣等生

織青 叶

第0話 忘れられた十一人目

世界が心霊装と呼ばれるものを全人類が持つ現代。

各国は戦争をし第三次世界大戦が始まりかけた。

しかし、ならなかった。

それはひとえに十人の

後に 十色の心 (イマジナリーカラーズ) と呼ばれる精鋭によって鎮圧された。

しかし、この歴史には誤りがある。

もう一人精鋭が、歴史から消された英雄が。

当時、戦争に出ていた兵士はこう言った。

「ばけものだよ。」と。

ただ彼らは知らない。

彼は齢十歳にして十色の心であることを

数々の戦場を渡りその手を血に染め平和をもたらした英雄が今は学園の劣等生であること。











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る