設定集
設定集その1 魔界について
どーも。長月さんです。
ここから先は当作品の設定集とか裏話をするラジオ的なコーナーです。
なぜか知りませんけど、なーんか盛大に勘違いされてそうな気がしたので、今回ばかりはこのようなコーナーを設けました。
ガッツリネタバレが含まれますので、本編をご覧になることをお勧めします。
てか、ここだけ読む奴っているの? まーいっか。
まず、これだけは言わせてください。狙ってません。
あの冒頭を脳内でシミュレートしたら、『え、何これ?』みたいな反応を素でされたんです。『ステータス? なにそれおいしいの?』みたいな……。
いや、私の方がびっくりしましたよ。そういう反応されるとは思わなかったし。
他の参加者様の作品もある程度チェック済みだったこともあり、「うちの連中はそういう反応しちゃうんだ……」みたいな感じでした。
この展開があまりにもおもしろすぎて、作品にしちゃったところもあるんですよね。
ゲームに縁がなさすぎるというのも考え物ですかね。
次に、この物語の舞台となった魔界について解説していきます。
いわゆるファンタジーな世界とは遠くかけ離れているということは、十分伝わったと思います。現実世界の延長線上にある別の世界、みたいなもんです。
作品紹介にもあるように、イメージしている時代は1900年代前半、場所はヨーロッパ大陸のどこか。海上とか山頂とかじゃなければ、どこでもいいです。
その地域を選んだ理由は、世界の中心的立ち位置だったからです。
複雑な立ち位置を強調したいのもあったので、そこにしてみました。
参考のために、この時代について軽く説明しておきます。
当時は世界全体が良くも悪くもテンションぶち上がりまくり、各国の関係もヤベェことになっていました。
特に印象的なのは、1914年にWW1、束の間の平和を挟んで1939年にWW2が勃発していること。「戦争のおかげで科学技術が発展した」なんて言葉もあるくらいです。
科学技術が目覚ましい進歩を遂げたのもこの時代ですね。
まー、その後も諸々細かい争いが各地で起こるわけですが、ここでは割愛。
この物語には関係ありませんからね。
人類は100年の間に世界規模の戦争を2回も繰り返しているのです。
正直、これだけでお腹いっぱいになりそうなんですが……。
ん? ファンタジー小説に世界史を持ち込むなと?
何をおっしゃっているのやら。
こういうところからヒントを得ている作品がほとんどだと思います。
大体、魔法という謎技術がある時点で、歴史ものでも何でもないです。
で、こういうカオスな時代に生まれたのが魔界とかいう、ヤベー異世界です。
どさくさに紛れて評議会の連中が弱小国を乗っ取ったのか、あるいは先頭に立って他国から独立したのか。まあ、その辺は想像にお任せするとして。
実際、かなり現実に沿ったお話でした。
下手すりゃ戦争不可避みたいな緊張感があったわけですし。
現実世界にファンタジーの要素を多少混ぜ込んだイメージです。
わかめご飯のわかめ部分がこの作品のファンタジー要素であり、異世界要素です。
初回はこんな感じでしょうか。
まったり解説していくので、お付き合いよろしくお願いします。
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