第556話 おおみそか

 

 うわあ、こんな肩ひじ張らない「あとがき」を書いてみたいな……とカヨさん。


 ――黒田官兵衛という人物が好きで、好きなままに書いてきただけに、いま、町角で、その人物と別れて家にもどった、というような実感である。(中略)友人にもつなら、こういう男を持ちたい。(司馬遼太郎『播磨灘物語』全4巻「あとがき」)


 ついでに言えば、表記統一にこだわらなくていいんだね(「もつ」と「持つ」)、松本清張さんの本でもそう思ったけど、そんな枝葉末節より幹だよね、大事なのは。


     *


 今年1年、拙いサイトをご高覧賜りまして、どうもありがとうございました。


 かつて年中無休で働いていたとき、当時、高校生だった娘が「おかあさんだって、よその人みたいに楽しいときがなくちゃいけないんだよ」と言ってくれたことを思い出しながら静かに編み棒を動かす……おかげさまで、そんな穏やかな年末です。🧣


 みなさま、どうぞ佳いお歳をお迎えくださいませ。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


 

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