第464話 しゅうかんし 

 

 

 かつて大書店を経営していた先輩女性の言葉をあらためて噛みしめたカヨさん。

 

 ――商売だから売りはしたけど、実は週刊誌を買うお客さんを軽蔑していたの。

 

 新聞の購読を中止してから、やたらに煽情的で下品な見出しを目にする機会がなくなり助かっていたのですが、よほどだったのですね、表現の自由を盾に寄って集ってふくろ叩きにし、無力なひとりの若い女性をPTSDに追いこんだのですから。(怒)


 自身の苦い経験(新聞でしたが)も踏まえ、無責任な記事満載の週刊誌なるものを発行する人、興味本位で手にする人、どちらにも同等の罪を問いたいカヨさんです。

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