第453話 まんぞくのこうふく

 

 

 他の読者のhighlightはないけど、この部分、わたしは好きだな……とカヨさん。

 

 ――アンはその夜、満足することの幸福をしみじみ味わった。桜の枝を風が静かにわたり、ハッカの香がただよってきた。星は窪地の樅の上でまたたき、木の間から、ダイアナの窓の灯が輝いていた。

 

 でも、37人のhighlightがある部分には、やはり『赤毛のアン』の真髄が……。

 

 ――アンは自分のすべきことを見てとった。これを避けず勇敢にそれを迎えて生涯の友としようと決心した。義務も、それに率直にぶつかるときには友となる。

 

 残りのページを惜しみ惜しみしながら、1巻目の再読を終了したカヨさんです。

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