第101話 ばらいろ
スニーカーの裏が擦り減り、滑りやすくなっていることに気づいたカヨさん。
新しい靴を買わなければならないかな、品質のいいものは高価だし、底の構造が薄い廉価ものだと足裏が痛くなりそうだしと思案するうちに、思い出しました。
――そうだ、あれがあった!
ジムに通っていたころ館内で履いていた薔薇色のスニーカーを、カムバックするときのために、ウェアや洗面具とともにスポーツバッグに仕舞ってあったのです。
さっそく取り出してきて底の減りを確かめると、大丈夫、まだまだ全然OKです!
曇り空に影響されて元気がなかったカヨさん、一気に明るくなりました。( ^)o(^ )
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます