応援コメント

第66話 そしつ」への応援コメント

  • 「横並びの競争」は「与えられた条件が平等」であるというありもしない幻想が前提になっている。与えられた遺伝子からして一人一人皆違うのに、どうしてこんな幻想が独り歩きするのか。返す刀の自己責任論、どれだけの人のいのちを奪ってきたのか。「だれもが呼吸しやすい社会」になるために、せめて「競争」はそれを好む人たちの閉じた空間内で完結させてもらいたいもの。

    要るときに 
    要るものだけが あればいい
    競い合うより 愛し合おうよ

    作者からの返信

    野栗さん、なんともすばらしい応援コメントをありがとうございます。

    同じことを考えてくださっている方がいらっしゃる。
    とてもとてもうれしいです。

    〈要るときに 
    要るものだけが あればいい
    競い合うより 愛し合おうよ〉👏

    ちょうどいまニュースで、十八歳で児童養護施設を出された子どもたちの苦難を報道していました。
    一泊何百万円とかいう超高級ホテルを造る人も泊まる人も、そんなことをしているより社会に還元すべきでしょうと、心底思います。

    編集済
  • 子供の糧となればいいな、と……この前の長編を書きました。

    いろいろな立場、状況の人がいる。そういう人たちが頑張って、何事かを成し得たこともあるよ、と……伝えられればなあ、と。
    頑張れが禁句の方もいらっしゃるので、あくまでも例示的に、という意味ですが^^;
    まあ、不利な条件でも、立ち向かう勇気を持つ助けになればいいな、と。

    そういうことを、今回のお話を読んで、ふと思い返しました。

    興味深かったです。

    作者からの返信

    他人の悲しみに敏感な少年が、赤ちゃんが泣いていることに耐えられず、そっとその場を離れてゆく場面を鮮明に思い出しました。きわめて聡明な少年の感受性を、周囲の教師や同級生たち、どうか理解してくださいね。自分の当たり前が他人の当たり前ではないということを……と願います。

    文学は間違いなくそういう感性を培う糧となると思います。思春期を迎えた子が親の書いたものを読んでくれる可能性は少ないかもしれませんが、一代置いて、孫は意外に……そんな気もしています(希望的にですが(^_^;))。

    編集済