現代式異世界生活

rottann

Ⅰ 女神らしき人そして転生

俺は山札誠やまさねまことだ、突然だが俺は死んだ


あれはまだ夏の半ばの暑い時だった、俺は実家に帰ろうと電車を待っていると、後ろから何者かによって押された、ドンッという痛みと同時に気持ち悪い浮遊感が全身を駆け巡る、電車の汽笛と周りの悲鳴に包まれながら、俺は1を終えた...


次に目を開けると、俺は見知らぬ空間にいた

「あれ!?俺生きてる!?」

と驚きながらも喜んでいると、目の前に見たことの無い女性が居た、そして女性は言葉を放った

「いえ、貴方は死にました、ですが私の粋な計らいによって生き返ったのです!感謝しなさい!」

「は、はぁ?」

なんだコイツ、何故こんなにも上から目線なんだ

「...なぁ幾つか質問いいか?」

「はい?なんです?」

「俺はこれからどうなる?俺は誰に殺された?」

「前者の方ですが貴方は死ぬ予定じゃなかったんですよ〜なので生き返らしちゃいたいと思います★」

サラッと凄いこと言ったぞこの人

「生き返らすって元の体にか?」

「はい!元の体戻します!」

ん?元の体

「なぁ、元の体にはってことは地球には戻らないってことか?」

「はい!地球にはもどりません!」

「あ、あと後者についてですが、ただの通り魔です★」

はは、じゃあ俺はただの無駄死にかよ

「あ、もう時間が来ちゃいましたてことでもう飛ばしますねー、あ、あと貴方の個々技術スキル統合値展開ステータスオープンで見れますので、では!」

「ちょ、ちょっとまて!まだ聞きたいことがっ」

俺は白い光と共に気を失った


俺は目を覚ますと、草原にいた、頭が痛い

「あのクソ女神め、絶対1発くれてやる...」

「そういえば自分のスキルが見れるんだっけな、統合値展開ステータスオープン!」えっと...あった、「個々技術スキルは...Create things on earth...?」

クソっ、もっと英語を勉強するんだった...ん?説明が書いてる?

「この個々技術スキルは、地球にあった物のみを作成出来ます、しかし生物や、食べ物などは作成できません...か」

く...食べ物を作成出来ないのは辛い

色々試行錯誤した結果、大きさは自由、複雑なのも大丈夫、そして乗り物も、微生物や細菌、バクテリアやウイルスなども時間はかかるがギリギリ作れる、そして生物毒などの毒は全般作れるらしい...強くないか?

ガサッ...なにか来た、そこを見ると現実ではゲームなどでしか見ないような緑色のゴブリン?らしきものがいた

「そうだ、試しに戦ってみるか」

まず薄いガラス瓶の中に神経毒を...と思ったがあまり知らないので神経毒などの化学系な本を出しながら見よう...えっと...とやらは500gあれば世界中の人を殺せる...?!しかし発症には7日...かやめよう、もう濃度の濃い硫酸や塩酸を2本持って同時に投げよう

「おらっ!」

「ギギっ!?」

目の前のゴブリンらしきものは数秒で溶けた...グロい

今後のために武器を作っておこう、俺は今更だがミリタリーオタクだ、銃はもちろん戦車などめちゃくちゃ好きだ、しかし今回はガチガチではなく機動性を重視してみよう、TDI Vectorなら機動性もバッチリ、連射性能もよし、これにしようそして俺は銃を作ることに夢中になってしまっていた...いつの間にか寝てしまっていたようだ、起きると耳の長い美人が目の前にいた

「...あ、目を覚ましましたか?道端で倒れていたのでびっくりしましたよ!」

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