一 方丈のうちにて(現代語訳付き)
方丈(厠)のうちにて記す 時には慌ただしく参じ、時にはゆたりとよみものなぞせむと、ただ一人の世の仕切 この方丈のうちでは我、王となりぬ 思い立ちてはここにて書き物せんと思ふ まずは件(くだん)の如しなり。
現代語訳)時には慌ただしく、時にはゆったりと新聞なぞ読んだりするこのただ一人だけの部屋よ。この箱(方丈)の中では私は王となる。思い立ってここで書き物をしようと思う。こんなことを考えてますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます