第3話

 前日に練習という名のリンチにあった少年アスラは朝目覚め ベットの上で考え込んでいた。

強くなるために何をどうすればいいのかということを

「自分で修行するにも限度があるしなぁ

今まで通りで行くなら素振り、魔力操作訓練、1人模擬戦だけど

今のままならあいつらとの差が開くばかりだし」


ベッドの上をゴロゴロしながらうーんと唸りながら思案する。


「明日から長期休暇に入るし何処かに篭って死に物狂いでやるしかないかなぁ

でもそれだと死ぬかもしれないよなぁ」


この世界においてモンスターの強さは

基本強い方からS〜Gにランク付けされている

世界各地で出没し森、平原、山、火山、海、などに出没する。そんな中篭って修行するとなると必ずモンスターと遭遇することになるそうなるとアスラの実力では数日で死亡というのもあり得るのだ。

モンスターを狩る者達にも同様にランクが設けられている

アスラはEランクの最弱ゴブリン3、4体くらいなら辛うじて倒せる程度の実力しかないのだ


他の生徒達はDランクのスケルトンやウルフ系などのモンスターを倒すくらいなら難なくこなす 

優秀な者ならオークを相手にする人も居る


世間一般にはアスラのような人でもギルドという何でも屋のような組織で採取や運び屋などの様々な方面で活躍することで満足する人もいるくらいだ。





「うーん  あ!

あった!それも近くに!」

ベッドから起き上がり叫ぶように思い出した


「よし 

早速行こう!

今日は学園を休んで休み中は困っていよう

サッサっとレッツゴー!」


学園を休んだアスラは着替えて愛用の刀とバックにポーションを数本入れ 修行の地に向かう〈ルナティア森林〉に

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