第2話

滅茶苦茶になって壊れたこころ・・・そんな経験があります。思い返せばああ、あの時のあれが原因か。と思いあたるふしがあったりする。その時はわからない。この事はいずれの話にしときます。

小学生の高学年の頃に嫌な思い出があります。いじめられっ子のクラスメイトによく声がけをしていました。3、4年生での話です。春が来てクラス替えがありました。いじめられっ子のKさんとまた同じクラスになりました。私は同性の女子より異性の男子の方が楽しいので放課後など男子に混じってドッチボールをよくしてました。ある日、放課後になりさぁドッチボールだ、と言うときにKさんが男好きやね、と言って来たのです。私は唖然として漠然となりました。助けてやったなんて思わないけど、Kさんの一言に私はものすごく傷ついたのを今でも忘れることが出来ません。範疇になかったことやし男好きという言葉の響きは当時の私には耐えがたいものがありました。今なら気にしないです。こうして振り返ってみるのも例え古傷だとて懐かしさなどが狂おしく甦ってきます。うん。その反面、無神経に男子に対してあだ名をつけたりしていました。どっちもどっち、傷ついたりまた傷つけたりやっていたんだな。持ちつ持たれつ?みたいな。

んでも私は自分では気づかなかったけど今思えば、あれ?あれは同性のいじめだったんかな、事はあるにはありました。あぁ鈍感で良かった。ある意味鈍感ていい武器なんだな、とつくづく思うのでありまする。

でも子供って何か残酷な一面て絶対にあるよね。生きて行くって大変なんだ。今さらながら私もけっこう頑張ってるやん。色んな妄想を楽しみながらも足元だけはしっかりと確かめてね。人一人壊れることの脆さを嫌と言うほど知っているので。

だけれど脆い中にも復活、再生が出来る強さも人は併せ持っているんだ。

おふざけ、のつもりが何か真剣勝負になっちゃいました。

ニヤリと笑えば何かゆとり?

そんなことはない。そんなことなど。

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おふざけ 小谷さとみ @omusubi34

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