第43話:バンクーバー観光後、バスでシアトルへ
ここは、以前、造船所として使われていた所だが、今では青果・精肉・鮮魚・デリの店舗がたくさん入った屋内マーケット「パブリックマーケット」としてにぎわっていた。他にもカナダの食品や民芸雑貨のお店、地ビールの工場もあり、そこで、地ビールを楽しんだ。その後、お腹が空いたので、早めに、近くの店で昼食をたべた。
次に向かったのが、ギャスタウン。ここは、バンクーバーのダウンタウンの北東部に位置する街。バンクーバー発祥の地と呼ばれ、石畳の道や19世紀のレンガ造りの建物を利用したレトロな街並みを見られた。ここのシンボルといえば、蒸気時計で1977年に時計学者のレイモンド・サンダーズ氏が設計したもの。
メープルツリー・スクエアには、ガスタウンの名前の由来になったジャック・デイトンの銅像が設置されていた。しかし、治安が悪いと聞いていたので、明るいうちに移動することにした。その後、歩いて、ウオーターフロントからシーバスに乗って、約12分でロンズデール・クエイ駅へ12分程で到着した。
その後、観光パンフレットで見た、キャピラノ吊り橋へバスに乗って移動した。キャピラノ吊り橋は、深い森にあり、吊橋など、素晴らしい景観で、たっぷりのマイナスイオンを摂取したいならばこの森へ行きましょう。樹齢2000年を越す木々には圧倒される。
長さ137メートルの吊り橋だけだと思っていると、高さ30メートル地点にかけられた7つのミニ吊り橋ツリートップス・アドベンチャー。その他、巨木の森が安全に歩けるエッジウォーク、崖っぷちの散策路クリフウォークもあり見どころが多い。また、昆虫や植物が多いため生き物が好きな方も楽しめる。
料金が高いのが欠点。でも夕方になると割引になる。次は、今日、最後のお目当てのグラウス山。16時前、再びバスに乗りさらに15分程、行くと、スキー場のある標高1200メートルのグラウス・マウンテンに到着する。車がなくても登山口まで行くことができる、バンクーバー市民にとってはとても身近な山でであった。
事前に調べグラウス山ロープウエイのチケット$44とかなり高額。しかし、山頂駅にあるレストラン「ザ・オブザバトリー」を予約しロープウエイ乗り場で予約した事と名前を伝えれば、ロープウエイ料金が無料になるとわかり予約しておいた。そしてレストラン「ザ・オブザバトリー」で、ゆっくりと夕食をとった。
太陽が、沈むのを眺めながらが待った。ここは、冬は、バンクーバー市民に愛される身近なスキー場。昼間はもちろん宝石を散りばめたような夜景も素晴らしいと書いてあった。18時過ぎると夕焼けとなり太陽が山に沈み始めた。しかし、レストランからの夜景は針葉樹林や山に挟まれ視界は40度。
写真で見たロープウエイから眺めた夜景の写真と比較すると、かなり落ちる。グラウス山の日没を見学し19時過ぎにロープウェイに乗った。その後、山を下りて、バスを乗り継いでホテルに帰っていった。20時頃にホテルに着いて、風呂に入った。その後、明日、シアトルへ行くので、スマホでバスチケットを予約しておいた。
そして買ってきた地ビールを冷やし飲みながら今日の観光の話をしていると疲れのためか急にまぶたが重くなり、しばらくしてベッドに入ると眠りについた。翌2019年7月28日、朝、6時に起きて、朝食をとって、ホテルをチェックアウトしてバンクーバー側の出発地であるパシフィック・セントラル駅に7時に到着した。
すでにバスは到着していましたが、乗車まで15分ほど待った。乗車の際にパスポートと乗車券「スマホの画面を見せる」のチェックがあった。出発して1時間ほどでアメリカとカナダの国境に到着。バスの中で配られる入国カードを記入し手続きをとった。陸路での国境越えは、初めてだが基本的には空港のイミグレーションと同じ。
持参した荷物を全て持っていく必要がある。入国カード記入のペンは用意されていない。そこで自分のペンで全部記入し提出。国境を超えると2時間でアメリカはシアトルに到着。しかし、バスは山側を走っていたので、海も見えないし景色は良くない。10時過ぎにシアトルに到着して予約しておいたホテルに行き、荷物を預けた。
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