マジシャン乙女
成瀬花波
第1話
そうこれは少しファンタジー風味が近い話である。
その昔世界を救った人がいたのだとか。
「はーはー」荒い息。ボロボロになりながら大きいボスと向き合う乙女。なぜこうなったのだろうか?それは少し遡る。この話はまだ始まりに過ぎない。
「こころ。」
誰かに呼ばれた気がして振り向く。そこには笑顔のだいあ、よつば、おとかがいた。
「今日のテストムズくね?」
がよつば聞く。よつばは明るいし性格がいいし...おとかは大人っぽいし...みんなここはいい人ばかりだ...こころは
「そうだね、というかやり直しテスト効くかな?」
と話す。勉強は大変だけどみんなと話すことは楽しいなあとこころは思う。しかし今日、こころたちの人生が狂うことをまだ乙女らは、知らない。あのひどく辛い物語はここから始まる。夜。寮にいたこころは同じ部屋の、のぞみがいないことがわかった。まだ7時だったのと、夜も更けていないためこっそりこころは心配なので抜け出してしまった。すると寮の中庭にのぞみは、いた。
「のぞみーご飯だぞー。早くしてねー。」
そう言うはずだった。何か気持ち悪い生物に襲われていたが。私の人生終わりじゃん。そう思うと恐怖で叫びだしたくなる。怖い。逃げ出したい。足元が震える。
すると、まぶしい光が光る。照らし出す光は今では絶望。昔は希望だった。
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