第25話 怖いワケでは
夏休みになれば、もっと暇を持て余すだろう。
バイトを始めようかと思っていた。
「じゃ、今夜はここへ泊まっていけるのね」
不意に、アリスは柔らかなオッパイを僕の剥き出しの二の腕へ押し付けてきた。
「えェ…😳💦」
ドキッと気が動転して思わず声が、ひっくり返りそうだ。
「いやァ、泊まってェ……?
今日、ここへですかァ……🙄💦」
どうしよう。パンツは履き替えてきただろうか。
「あァ〜ら……、フフ、嫌なの?」
「い、いえ…、別に、むしろ光栄ですけど」
憧れのアリスの部屋へ泊まれるなんて夢のようだ。
ついさっきまで考えたことさえない。
「チン太ッたら、こんなに震えちゃって、怖いの? 私の事が✨😏✨」
アリスの手が僕の太ももへ添えられた。
「いえ、べッ、別に、怖いワケじゃないですよ……🙄💦」
素早く何度も首を横に振った。
だが、緊張と興奮からだろう。止めようと思っても、いっこうに身体の震えが治まらない。
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