第11話 いきなりハグ

「俺、アキラッて言います✨😆🎶✨」

 馴れなれしくアリスに近寄った。


「フゥ~ン…… アキラねぇ…✨😌✨

 なかなかイケメンじゃン」

 アリスも満更でもない様子だ。



「ええ、よく言われます。ヒメとお会い出来て光栄ですねぇ😆🎶✨」

 臆面もなく、いきなりアキラはアリスにハグをした。



「あァ~…😲💦」

 僕は驚いて叫びそうになった。

 なんて大胆で馴れなれしいヤツなんだ。



 相手は初対面のセクシークイーン姫乃樹 アリスだぞ。

 なんてうらやましいヤツなんだろう。


 いきなりハグなんて、とてもじゃないが、僕には真似ができない。



「フフ……✨👄✨」さすがセクシー女王様クイーンだ。余裕の笑みを浮かべた。


 柔らかなオッパイがアキラの胸板でグニュッと形を変えた。



「ッたくゥ……、お前は欧米か😲💦」

 何が『イケメンッて、良く言われます』だよ。


 まったく要領の良いヤツだ。


 

「いやァ~…、良かったら、今度デートしましょ❓❓

 ヒメェ……😆🎶✨」

 今、会ったばかりなのにアキラは、もうデートの約束をしようとしていた。



「あら、この私を満足させてくれるのかしらァ~…❓」



「もちろん✨😉✨ ヒメが望むなら世界じゅうを敵に回しても構いませんよ」

 歯の浮くようなキザな科白セリフだ。



「フフ……、頼もしいわねェ……✨😌✨✨」







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