第1章 古本屋で本を買う編 7
【万物魅了 獲得条件 1000人以上を魅了し慕われる】
「なるほど、他に何か保有しているのか?」
俺は、もう一度鑑定してみた。
小栗美癒 18歳 職業 高校生
レベル1
HP 18 力 7 防御力 14 魔力 58 魔法抵抗力 37 素早さ 21 運 36
スキル 万物魅了 魔法 魅了魔法
称号 高校生 国立奈留理化学高校生徒会長 万物を魅了する者
だった。
「マジかよ、俺より魔力と魔法抵抗力が高い。常に万物魅了をつかっているからか?」
まあ、関係ないだろ。そう思っていた。
まあ、これもこの後起きる出来事で変わったけどな。
そして、学校が終わった後いきなり
「3-4組 氷室令 至急生徒会室まで来なさい」
と、呼び出しをくらった。道雄が「氷室何かやらかしたか?」
「いや、何も心当たりはないけど、行ってくる」
「行ってら~」と言われた。
そして、生徒会室に俺は入った。すると、生徒会長が席に座っているだけで、他に誰もいなかった。
小栗が「この後話すことを聞かれたくないので人払いをしといた」と言ってきた。
俺は「何のことですか?」と聞いた。
そしたら「氷室君、貴方朝鑑定してきたでしょ』と言われ一瞬反応が遅れた。
「した。という事でいいよね?」 少し怖さを感じた。
「まあ、鑑定したのは事実だしな。だが何で鑑定したことに気が付いたんだ?」
「それはスキル持ちが鑑定されると気づくのよ」俺は驚いた。
俺以外にスキルについてわかるやつがいたなんて!
「お前は何で自分がスキルを持っていると知っているんだ?」
小栗は「スキルとやらを獲得した時いきなりウィンドウが目の前に出てきたからよ。貴方は出てこなかったの?」
そういえば、創懐の人眼を獲得した時【創懐の人眼を獲得しました】と出てきたな。
「ああ、そういえば出てきたな」と答えた。
「それで何かわからないチュートリアルを行って、いろいろと分かったのよ」
と、小栗は言った。
「なるほど、そして他の人に話したか?」と聞く、
「こんなことを他人に話してみなさいよ、可哀そうな目で見られるわよ!」とかなり圧を感じる言い方で言われた。
「てか、何で俺が鑑定したことに気づいたんだ?」そう聞くと、
「いきなりウィンドウが出てきて
「【鑑定されています。警戒してください】と出てきたからよ!」
「そうだったのか、、、」
俺は次からは警戒しようと思った。
そう話し、俺は生徒会室から出た。
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