ある日怪物が
じん
ある日怪物が
少年はある日ふと考えてみた。
僕はなんのために生きているんだろう。僕が生きている意味ってなんだろう。たまたま爆発が起きて生まれた広大な宇宙のちっぽけな星のちっぽけなたった1人の人間に一体なんの意味があるんだろう。
なんだかなんのために生きているのか分からないな。
そんなことを考えるのは僕が宗教を信じてないからなのかな。
そんなことを考えるくらい余裕が持てる生活を過ごせているからなのかな。
少年は今まであった地面が崩れ、地面の上にあったもの全てもが崩れて無くなってしまったような、そんな気持ちになった。
あ〜あ、いつの日かやってくる宇宙に住んでる大きな怪獣に食べられるために生きている。
そんなことでもいいから何か生きている理由が欲しいなあ。
そんなことを考えながら少年はだらだらと見ていたテレビを消した。
ある日怪物が じん @jinn3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます