煙と雨
傘を見た
夢を見た
君が居た
暮れを見た
僕は居た
君と来た
君は居た
君を見た
僕はした
君は待て
暮れが来た
夜が来た
雨が降ってないのになぜ傘を差すの?
僕はそう言い、涙をして、君の傘を、濡らすのままさ
君が笑ったような気がした!
ゆるかにも
かすかにも
かさのえわ
なくなって
君の傘は僕だよと、壊してしまうよ
誰も来ない、君は来ない、響きだけで、僕を騙した、怖くゆるぎないけど、濡ら……
あのさ
大きく包んでくれる傘になって
涙の雨、降らしながら、足を蹴って、夢を壊してしまいたいだなんて言う
もしも、時を、取り戻せたら、やり直せる?
でも僕は、どーせ変われないから戻さないよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます