デートの約束
昨日は忙しくて更新出来ませんでした…。誠に申し訳ありませんでした…。
==============================
「待ってたんですか?夏美さん…」
「うん♪」
「なんでですか…?」
「そりゃあ翔君と一緒に帰りたかったからだよ♪」
俺と帰りたかったから?意味わからん…。最近たまに夏美さんが何言ってるのか分からなくなることがあるな。
ん?夏美さんがこっちに手を出してきたぞ…?何がしたいんだ?
「えっと…、どうしたんですか…?」
「手を繋ごうかな〜と思って♪」
「いや…、流石に…」
「もういいや、えいっ♪」
あ、ヤベ。強引に手繋がれちゃったよ…。しかも離そうとしても離れないんだが…。なんか力めっちゃいれてね?
「ほらほら、早く帰ろ♪」
これ周りから見たらどういう目で見られてるんだろうか…?はぁ、ドキドキするというより胃が痛い…。
**
「ねぇ、翔君?今週の日曜日空いてるかな?」
「今週の日曜日ですか…?多分空いてると思いますけど…」
「じ、じゃあさ…、日曜日私とデートしない?」
へ?デート…。いやいや勘違いするな!デートは二人の異性が日時、場所を決めて会うことと、どこかのサイトで見た気がする。恐らくそういう意味だろう…。
「いや、まぁいいですけど…」
これで良かったんだろうか?とりあえずオッケーと言ってしまったけど…。
「本当に!?良かった〜」
嬉しそうな顔をする夏美さん…。別に俺と出かけることなんかそんな嬉しいことじゃないと思うんだけどなぁ。
「じゃあさ…。待ち合わせの時とかに不便だから連絡先交換しない…?」
「分かりました…」
そうして俺の携帯のラ○ンに夏美さんのアカウントが追加された。
今日は夏美さん不安そうな顔をしたり、嬉しそうな顔をしたりしていた。なんかあったのか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(夏美視点)
や、やったー!日曜日翔君とデート!楽しみ過ぎる…。こんなに休みが待ち遠しいのは久しぶりだ。早く日曜日にならないかな〜。
それと連絡先も交換しちゃった…。ということはこれからいつでも話そうと思えば話せるんだ…。考えたらドキドキしてきた…。
(海斗視点)
お母さんなんか今日上機嫌だ…。さっきからずっとニコニコしてるし料理してる時も鼻歌歌ってたし…。そう思ってたら急に顔を赤くしてるし…。翔となんかあったのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます