第11話、王族の血…


「危ないことはしてほしくないけど…」


「とりあえず、ライアさんとマリーさんの家族にあってみようと思う。

ガンダルカンをどうするかは、そのあとで考えればいいでしょ」


「分かったわ。ライアとマリーは、本名を出さずに家族だけに分かる手紙を書いてちょうだい。

それを渡すだけにしておいて、ねっ」


「うん、そうするよ」


「ライア、それからマリー、もしよかったら…」


「はい。よろこんで」 「うん、任せといて」




その夜、ライアさんにそっと起こされました。


「大人の姿になってくださいな。

結婚できると証明してくださらないと…」


もしかして、これって…、ぎゃ、逆夜這い来たー!


「でも、私80才ですから、初めてじゃありませんよ。

それでもいいんですね」


「おれ、初めてなんだけど…」


「安心してください。エルフは子供ができにくいので、そのためのテクニックを磨いております。

私に任せて…」


キスから始まり、乳首を刺激され、さらに下へ


「ら、ライアさん…」


「ライアと呼んでください」


「ライア、俺もう、我慢できない…」


ライアの中は温かかった…




1日おいて、次の夜はマリーさんだった。


「ど、どうして…」


「王家の血を残さないといけませんから」


昼間のイメージとは全然違う、妖艶なマリーさんだった。

赤い髪が俺の上で扇情的に揺れる。



「ところでさ、この間突然刀を出したでしょ。

あれってどうやったの?」


「うふふ、女には色々と刀をしまう場所があるんですよ」


二回戦が始まってしまった。




ふむ、本当に子宮をイメージしているとは思わなかった。

教えられたとおりにやってみたが、俺にはできなかった。


次の日、俺は様子見で海まで飛んだ。

少し離れた森で女性になる。

下着を含めて服装はライアに借りたものだ。

ライアの下着をつけていると考えるだけで興奮してくる。

これって、禁断の扉ってやつかも…


ギルドに行って冒険者登録をお願いしました。

システムは共通みたいで、金貨1枚でCランク。

名前はマリア・シークレット。

無職、無能だとバレる恐れがあるため、魔法使いで氷魔法と記入しておきました。


「おっ、魔法使いか、うちのパーティーに入らないか?」


「ごめんなさい、男性ばかりのパーティーは怖くって」


その日はCランクの依頼を一件受けて完結させておきます。

翌朝、6時にギルドへ行くと大勢の冒険者で賑わっていました。

でも、目当てのエルフはいませんでした。

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