第2話 散歩
私は、母親の実家富山に来た。なぜ、富山かというと父は都会出身で母が田舎出身で引っ越すならどこがいいかと話した結果、田舎になった。理由は、単純に自然が多いからのことだった。まあ、都会よりも空気もいいし景色が綺麗だから私は住みやすいと思った。元々、都会に住んでいたけどアニメやゲームなどの趣味を持っていたらやっぱ都会がいいと思うけど。私は好きなことが絵を描くことだから、どっちかっていうとやっぱ田舎の方がいいと思ってしまう。都会は、自然を見に行こうと考えてもお金が掛かってしまうのでバイトをしていなかった私にとっては痛い出費だった。
「ついだぞ、桜。ここが、母さんの実家だ」
「覚えてる、桜が小さい頃は何度かきたことあるあるけど?」
「あまり覚えてない。でも、確か近くに公園あったよね」
着いた、家は2階建てのどこにでもある家だった。家が綺麗だと思っていたら、母によると去年の夏頃にリフォームしたということだった。
私の部屋は、2階の日差しがいいところだった。とりあえず、バックにスマホの充電器とスケッチブックを入れて散歩することにした」
「お母さん、ちょっと散歩してくるね」
「それだったら、お使い頼める。それと、充電器とスケッチブック持った?」
「うん、持ったよ。行ってきます」
「いってらしゃい」
私は声を失ってから、父親にスマホの充電器を3つとスケッチブックを買ってもらった。
一つのスケッチバックには、日常会話を書いてもう一冊には、相手に伝えるための真っ白なスケッチブックだった。
家から数分歩くと、私が通うと思われる高校についた。最初に思ったのは、校舎がちっちゃいと思った。そこから、また数分歩くと昔遊んだことのある公園に来た。
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