記憶の片隅

@Tunimitu

【プロローグ】

「あーあ...今日も学校疲れたわぁ...」

俺は冬見漣。今年高校2年生だ。帰りに先生に呼び出され冤罪をかけられ約1時間ほど説教をくらっていた。

「俺やってねえって言ってんのになんで信じてくれねえんだよあの教師!しかも説教終わったあとに犯人来るし...早く家帰ってゲームしよ...」

いつも通り道を通って家へ向かう。5分ほど歩き横断歩道に着いた。

ピコン、ピコン...

信号が青になり歩き始める。

説教のせいもあり足取りは悪く、周りをちっとも見ていなかった。そう、横から急接近している車に気づいた時にはもう遅かったのだ。


ドンッ


鈍い音と同時に俺は意識を失った

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