第82話 「きみの香り:ツイッターお題・土産話」

長い旅のあと、きみはたくさんの土産話をしてくれた。

僕は目を閉じてきみの声を聴く。高い音・低い音・かすれる声・引っかかる息。

声の裏から、きみだけの匂いが立つ。


「ねえ、聞いている?」

僕は答える。

「聞いてない。おかしくなりそうなほど、きみが恋しかったんだ」

これが僕の土産話。





★★水ぎわより一言:

ただいまです! 今日はお休みぶんもふくめて、3本アップしますよー!

でもって、こちらの画像付きは、水ぎわのツイッターにて見られます。時差公開です、よろしくです(笑)。


なお本日より、期間限定でツイッターの鍵、はずしてます!

2日間だけの公開ツイート。その後はまた、超絶クローズな鍵アカウントに戻ります。

よろしければこの2日間にフォローしてみてください。

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