第55話 「小さな幸せの約束が、降りそそぐ:ツイッター対決・吹雪」

彼女の真っ白なドレスに、ピンクの粒が降りそそぐ。この先に待っている小さな幸せの約束のように。

おれは隣で歩く彼女に尋ねる。


「どうしてピンクのライスシャワーにしたんだ?」

彼女はにこりと笑う。

「はじめてのキスは、桜吹雪の下だったから」

覚えているのか、君は完全に酔っていたはずなのに。





★★★水ぎわより一言

女子は、恋の経過を一分一秒すべて覚えているものなのです。


明日のお題「大渋滞」。

もうもう。波乱の予感しかありません(笑)。

みなさま、よろしくです。


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