第338話 あなた疲れてるのよ ④

「あなた疲れてるのよ」


そう言ってキミは、ボクを海に沈めた。


「ゆっくり、やすみなさい」


そう言ったキミは、冷たい光でボクをも包む。


目覚めたボクにキミは儚い笑みを残し、力尽きたように眠りについた。


キミよ。

今度はボクの熱風でキミをも温める番だ。


いつしか不毛の大地には、緑が繁るようになった。



★☆★


太陽と月。


たまには、こういうハートフル(?)っぽいのも書いとこう。


☆★☆


次のお題は『無秩序』


ミスチルのドロップキックか?

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