時には行幸啓（ぎょうこうけい）も良いものだ。

これまでの白飯内親王はといえば、寝殿内で抱くのとは別人の様に身を固くし、吸いついてくる肌の粘り気迄失っていた。

それはそれで趣があって好ましかったが、中に銀箔を張った新しい車駕（しゃが）に、湯治場という場所も良かった。

火照りに情欲醸し仄甘き薫立つ、いつもの内親王だ。

★☆★

『第249話　ネギトロ軍艦　＊Ｒ指定』と同世界。

アルファ米っちゅーものを、よく解らないまま書いたせいもありますが…なんじゃこりゃ？

元ネタがR指定なので、R指定にしたのもありますが…言わずもがな。

＜用語解説＞

身を固く＝おにぎりの状態。（←ベータ米になってるって事か？知らん）

銀箔＝アルミ蒸着や箔のフィルムで包装されてるそうなので…。

湯治場＝お湯を入れるらしいので…。

行幸啓＝天皇と皇后が一緒に外出すること。

車駕＝天子が行幸するときに乗る車。

です。

☆★☆

明日のお題は『ろくろ』

（“ろくろ”かぁ……ろくろ、ろくろ、ろくろっ首。って、いやいや）

カタカタ（検索）

（ほほぅ。“ろくろ”も“ろくろ首”も“ろくろ”は同じ“轆轤”って漢字なんだね～って、だから。………いやいや、いやいや、…いや？）

他にネタが浮かばなければ、アリでもいんじゃね？

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